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もちっこさんのハハコグサの投稿画像

2023/08/02
5月4日撮影

いつもの散歩道。
今年は夏休みに海岸旅行を計画していたため、節約のためにゴールデンウィークは旅行せず、近場で花をたくさん見に行きました。
(結局、海岸旅行は諸事情により行かなくなったので、夏休みも日本におります😅)

これはハハコグサ。母の日近くにきれいに咲いていました。

マクロレンズ練習してみましたが、うむむ。やっぱり難しい。
花ともさんが仰っていたのですが、わたしのスマホもレンズがひとつじゃないので、どこにはめたら良いのかがわかりません😆

なかなかピントが合いませんが、
筒状花の先も5裂しているのがわかりますね!

ハハコグサ(母子草)
キク科ハハコグサ属

和名のハハコグサにはオギョウ、ゴギョウ(御形)、ホオコグサ(這子草)、ブツジグサ(仏耳草)、ソジ(鼠耳)、モチバナ(餅花)などの別名が知られています。名の由来は諸説ありますが、はっきりとはしていません。英語名はCottonweedやJersey Cudweedです。ハハコグサ属はかつてのnaphaliumからPseudognaphaliumへ変更されました。従来の属名は、ギリシャ語の「gnaphallon(尨毛(むくげ=獣の毛))」が語源であり、現在のものはこれにPseudo(偽の)が付けられました。種小名affineは、「近似の、酷似の」を意味します。
 開花期に全草を採取し、水洗いして天日でよく乾燥させたものを、生薬ソキクソウ(鼠麹草)といいます。漢名でもある鼠麹草は、葉に毛があって鼠の耳のような形をしていることと、花が粒状で黄色の麹(こうじ)に似ていることから名付けられたようです。
 ソキクソウの煎液は鎮咳、去痰、扁桃炎、のどの腫れに有効で、他に利尿作用があるため急性腎炎に伴うむくみの軽減に効果があると言われています。また、江戸時代中期に編纂された日本の類書(百科事典の種)の「和漢三才図絵」にはソキクソウ、フキの花、熟地黄をそれぞれ焙り、混ぜたものを三奇散(さんきさん)といい、炉にくべて煙を吸うと痰咳によいと記されています。皮膚病には全草の黒焼き粉を作り、ゴマ油で練ったものを患部に塗布するとよいとされていました。
 ハハコグサの若い茎葉は食用とされ、春の七草の一つです。かつては葉を草餅や団子のなかに入れましたが、緑色の鮮明なヨモギがこれに取って代わり、今では草餅に用いることはほとんどありません。
 このようにハハコグサは色の映えにはやや劣ものの、粥や天ぷらの食材として、母から子へ受け継がれるべき植物であることは確かなようです。
(公益社団法人 日本薬学会 生薬の花 より)

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