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もちっこさんのイボタノキの投稿画像

2023/07/29
4月30日撮影

家の前の公園に生えている木。
モクレンの下にあります。

イボタノキですね。
新宿御苑のときからちょこちょこと
マクロレンズの練習をしているのですが、
なかなか上手く撮れません。
この花も花粉を撮ろうととしたのですが失敗。普通に撮ったものを投稿します😆

3か月遅れ、ごめんなさーい🙏

イボタノキ(水蝋の木)
モクセイ科イボタノキ属

中国には資源昆虫研究所という研究機関があります。
「資源昆虫」とは見慣れない言葉かもしれませんが、カイコやミツバチがその代表的なものです。
ところで、「蝋」という漢字を改めて見ると虫偏がついています。
虫が蝋に関係している証拠です。

和室の敷居がきしんで困る時に、
「戸滑り」というものを使われた方がおられるかもしれません。
この「戸滑り」の別名「イボタ」は、
「イボタロウムシ(Ericerus pela)」というカイガラムシの分泌する蝋分です。
これが寄生する木は「イボタノキ(Ligustrum obtusifolium)」といい、日本にも生えています。
「イボタ」という変わった名前は、皮膚にできるイボを取る薬だったということに由来しているそうですが、
「イボタ」を漢字で書くと「水蝋」です。
普通、蝋は水に溶けないはずですよね。

実はつい最近「日本原色カイガラムシ図鑑」の著者、
元東京農業大学教授の河合省三先生から、
昆虫研究者のお仲間がご病気で入院されていた時、たまたま同じ病室におられた桐箱職人さんから、
「イボタ蝋で磨いた表面には滲まずはじかず墨書きが出来る」とおっしゃっていた、
とのお話を教えていただきました。
つまり、パラフィンや他の植物蝋では代用できない重要な特性がイボタ蝋にあることを具体例で教えてくださったわけです。
(後略)
(工藝素材研究所「水蝋」という蝋 より)

興味深いお話ですので、よろしければ
サイトをご覧になってください。

この木は、樹皮にイボタロウムシが付き、イボタロウが採れることからついたのだそうです。
可愛らしい花です。どこにイボタロウムシがいるのか、樹皮を観察せねば!?
近所の神社に咲いていたお花を
画像検索したら「イボタノキ」と
出た事がありました!今度樹皮を
観察してみよっと思いました(^_^;)
2023/08/02
カイガラムシ?!…うちがいつも悩まされてるのは“コナカイガラムシ”で、反応してしまいましたが、樹木にはびこる“カイガラムシ”は又厄介な奴のようです。“イボタロウムシ”とやらは初耳ですが、何かの役に立つこともあるのですね😅

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