ヒメガマ　姫蒲

ガマ科ガマ属の多年草 抽水植物

在来種　日本全土に広く分布
湖沼やため池、河川、水路、休耕田などに生育
ガマ属の中では最も深い水域まで生育する


オオアカバナを見っけた 同じ空き地です。オオアカバナを観察していると…

んっ？？？？ヒメガマだー！
「姫さま　どーなさった？ココは水辺じゃないですよ。」思わず声かけちゃいました。

私でも直ぐに 「ヒメガマだ！」って わかった、見分けのポイントがあります。
(代表的なガマ、コガマ、ヒメガマの比較)
茶色の雌花穂 (フランクフルトみたいなヤツね) の 上の方に ちょっと隙間があって その先に 雄花穂があるの　わかりますか？
1.5〜7cm の隙間があり 緑色の軸が 見えるのが ヒメガマの特徴なんです。ガマも コガマも この隙間はありません。


生息環境のこと 後で調べてみると オオアカバナも湿っぽい所が お好きだと 知りました。
住宅地の空き地ですが、なかなかの急勾配、斜面の一番下の土地。なるほど〜この空き地 水捌け最悪な湿っぽい土地なのね。それで湿っぽさを好む草花が育っちゃってるんだわー
ヒメガマも オオアカバナも 風に乗ってフワフワ〜っと飛んできたのかなぁ 住心地良さそうで何よりです。
ふわふわ種の旅立ちまで見られるかなぁ
なぁんて イロイロ思い巡らせてます。


撮影　2023 7/8
空き地