6月は水無月、水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意ともいわれるという。私の散歩道の道際等の草花達は、一層緑を濃くして、その彩りを添えるものにしていくようである---

5月(一部４月末)からの、草花達の生き生きとした姿、姿---その17。

　　／緑幾多線状葉の中、
　　　　　　　　花輝くや埋め尽くすばかりに鮮やかに／

　５月は中旬の何時もの散歩道の道際。
その散歩からの帰りの道際。あるお宅の側面の洒落たブロックプランターには、濃い緑に中に、それを埋め尽くすようにギラギラと鋭く光り輝くピンク、ピンク、ピンク---が。そこに近づく。

そこには、濃い緑の幾多の細い線状葉を持って、しかしそれらを埋め尽くさんばかりに、美しく輝く光沢を持った細い線状の花びらが、この時を得たばかりに輝いていた。

　　　　　　　　
　　　　　　　　マツバギク(松葉菊)
→デロスペルマ・クーペリー(レイコウ<麗晃>


＜’マツバギクの花‘ について、下記の「マツバギク」より抜粋、次に:
　花は菊の花に似ているが、集合花ではない。
花弁のように見えるのは、雄しべが変化した仮雄蕊(カユウズイ)と呼ばれるもので、細い線状になっており、美しい光沢を持つ。
中央には3～5本の雌しべがあり、その周りを多数の雄しべが囲む。＞


　・マツバギク＜松葉菊＞(ハナミズキ科 ハナミズキ属/ランプランサス属/デロスペルマ属)
(備忘: マツバギクの属性等について 5/31or6/1 ‘21)