梅雨時は草木がぐんぐん伸びて成長します。
あちこちに蔓延る困ったちゃんはこちら。

ドクダミ

学名: Houttuynia cordata
Houttuynia cordata（ホウツィニアコルダータ)

科名:ドクダミ科　ドクダミ属
多年草

和名:（蕺・蕺草)
※生のドクダミが持つ特有の臭気が毒を溜めているようで
毒を矯（た）める=抑えることから「毒矯め/毒溜め(どくだめ)」と名付けられた。

別名:魚腥草（ギョセイソウ）

生薬名:十薬、重薬(ジュウヤク)
※馬に食べさせると10もの効果があるということから名付けられた。

開花期:6月〜7月
6月の梅雨の時季に黄色い穂状の花をつけ、一般的に白い花びらのように見える部分は植物学的には花ではなく「蔀（ほう）」と呼ばれるがくの部分になる。

効果・効能:煎じて飲むドクダミ茶には解毒、むくみ解消、便秘解消の効果があると言われている。
ドクダミの特徴である独特な臭いの成分には殺菌作用があり、昔は火傷や化膿、傷の治療に使われていた。
また、肌荒れの原因となる細菌の働きを抑制することでニキビや吹き出物を防止する。

そういえば、母が今より若いころ、肌荒れに良いとよく市販のドクダミ茶を飲んでいたなぁ。
大量に採取できるので、チンキを作って活用しても良いのだけど、最近は他の植物に影響しないよう、ひたすら抜くことだけに専念。
ハーブを植えている部分だけは完全無農薬でやっているのと、我が家のニャンズとご近所ニャンコのお散歩道には除草剤が撒けないので、毎年、この時期は闘っています(^_^;)
こんなに可愛いい植物なのになぁ。

実家のミニ・ハーブガーデン
コーナーにて

2023.6.11撮影