悲しい事件が起きた。
リスペクトアーティストのくぼりえさんからいただいた桃色タンポポの種。
通称「モモタン❤️」
時々お互いのモモタンの成長を伝えあっていた。
時期、場所も変え何度撒いても発芽せず諦めていたある日の事、雑草に紛れひとつだけ芽を出していたのを見つけた。
それ以来、我が家の一番陽のあたる特等席で大事に育ててきた。
毎朝元気に育つその姿を見ては「今日も頑張るぞ！」と勇気をもらっていた。
金曜日の朝、いつものように鉢を覗くと
⁉️
無い…
モモタンがにゃい😨
意識が遠のくのを感じつつ家へ戻り妻に知らないか確認した。
抜いたと言う。
😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱
何故庭や畑の草むしりしない人が
何故わざわざ鉢の草をむしるのか？
それも雑草を残して。
これを事故と言って良いのか？
いやこれは事件である。
大事なものは「書いてといて」と言う。
植えた全ての植物達にこれは抜いてはいけないと表示しなければならないのか？
七夕祭りの様になるぞ。
愛草を突然奪われた悲しみ。
愛情を注ぎ、それに応えるかの如く日々成長するその姿にNPKでは無く「俺の愛が育てているんだ」と言う実感が有った。
モモタンの居なくなった鉢を見ると
毎朝微笑む自分の姿の残像が見える。
フツフツと湧く怨み、憎しみ。
俺のこの数ヶ月は何だったんだ…
モモタンも「パパ！パパ！」と叫んでいたに違いない…
いくら喚いてもモモタンはもう帰らない。
頭にシカラン（叱らん）の花が咲いた。
もういい。
俺なんかどーでもいい。
俺の大事にしてるものみーんな捨てればいいさ。
でも、わざわざ種を採取して送っていただいた「くぼりえさん」にただただ申し訳ない気持ち。
何と言おう…
しばかれる（関西人）かもしれない。
モモタンが河のほとりで待っているような気もする。
勇気を出して正直に謝ろう。
そして勇気を持ってこう言うんだ。
「もう一度ください」と。