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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(マルゴー),薔薇(キャラメルアンティーク)の投稿画像

2023/06/03
6月に入る。梅雨の時季とは言え草花達は、自己表現のフラワーショップの店頭では、色彩豊かな賑わいに。

5月からの店頭で観るバラ、バラ---その1。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。 
 黄系x1、紫系x1、赤系x1、橙系x1のバラ、4つ。

・薔薇(キャラメルアンティーク)
外側がうっすらとピンクがかったホワイトからハニーイエローへ、そしてアプリコット色を深く濃くしていくという、カップ咲きともクォターロゼッタ咲きにも見えるバラ。
暖かみのある変幻の色合のバラのようで、咲き始めはカップ咲きで、咲き進むと中心部の杏色、アプリコットが濃く変色していくという魅力的なバラといえよう。

花名「キャラメルアンティーク」。それは、このバラの持つ彩色は、自然から生まれた ‘アプリコットが変色していき、「キャラメル色」のように安心感とリラックス感を抱かせ、精神を落ち着かせる色に変色していく中に、「アンティーク調(古い年代もの)」が見出せる’ ことを言っているのだろう。

 
・薔薇(モーヴギモーヴ)
藤色の淡いパープルピンクのコロンとしたカップ咲きのバラ。
ブルー系の落ち着いた色合いで、咲き進むとさらに淡い花色にかわるという。

花名「モーヴギモーヴ」。2つの語、モーヴとギモーヴはいずれも仏語で「薄くグレーがかった紫色」と「フランス発祥の砂糖菓子の一種」で、モーブ色のマシュマロ似の菓子という意味のようである。
花名は、その ‘2つの語の語呂合わせを上手く狙い、その楽しさからの命名のようでもあり、その菓子の彩色や雰囲気にも似た様相’ からのものだろう。


・薔薇(ベイジャール+)
明るめのしかし落ち着いた赤色に、緩やかなフリルがかった花弁をもつ浅いカップ咲き、シャローカップ咲き風のバラ。
その赤は深みを持った赤で、エレガントな雰囲気の様相を持ち合わせていよう。

花名「ベイジャール」は、仏語と葡萄牙語(ポルトガル語)で「キスをする」の意味のようで、何か ‘深みのある赤い唇さえ想像させる’ようである。


・薔薇(マルゴー)
鮮やかなサーモンピンクの花弁を持ったロゼット咲きのバラ。
可愛いく綺麗な花弁の巻き方に魅了され美しい。
 
花名「マルゴー」。マルゴーは、フランスの「ボルドーの一地区にあるワイン産地のワインを言っているようである。
そのマルゴーは「輝きのあるルビー色にある」(出典:モモチハマワイン)と言われいるようである。
そのルビーの多色性は一般的に、‘結晶の一方向から見える赤から紫がかった赤と、別の方向から見えるオレンジがかった赤’ として現れると言われてもいる様で、マルゴーのワインの色合いも似た美しさからくる名付けなのだろう。

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