アジサイ科　ウツギ属
日本　原産国
落葉小～中木
ウツギの八重咲き品質
花弁の外側が紅紫色を呈する
よって更紗と呼ばれる

雄しべが弁化したため
通常　種子は結ばない
暑さ寒さに強く　強健
枝が混みやすいため
適宜　剪定が必要

昨日　シロバナヤエウツギを
探して　川沿いの散策に
出掛けました。
残念ながら　葉はあるものの
花らしきものはありませんでした。
おそらく　去年の秋ごろに
ボランティアの方々が
川周囲の草刈をなさり
その時に一緒に花芽のもとを
切ってしまったのでしょう。
このサラサウツギを
真っ白にしたお花です。

その代わりではないですが
ご近所の軒先に
今を盛りに咲いています。
サラサウツギ
白に紅紫の美しい品種
そして　さらさとは更紗
インドの木綿布をさします。

かつて紫や赤といった染色は
難しいとされた頃
インドの染色技術は
大変にもてはやされたそうです。
羅針盤の登場により
海に繰りだした大航海時代のこと。
化学染料のないころのお話です。
赤や緑の他　白に赤などの紋様が
特徴の更紗木綿
ウツギ以外の植物にも
更紗を冠するものがありますね。

ウツギの花が咲くころは
雨が多く　湿度があり
少しうっとうしく感じますね。
ああ…　そうこうしている間に
雨が降ってきました。
アジサイ科の花らしく
ウツギも雨の似合う花なのでしょう。

今日１日　お疲れ様でした。