ヘビイチゴ（蛇苺）

ヘビイチゴの花言葉は「可憐」、「小悪魔のような魅力」

ヘビイチゴ
ミツバの形・３枚に分かれた葉（三出複葉）
左右の小葉は切れ込みのある場合が多い。
日の良く当たる所に多いが少々の日陰にも
生える。

ヤブヘビイチゴ
ミツバの形の葉の形は整っている。
小葉は縦長のことが多い
日の良く当たる所には生えにくい。

ミツバツチグリとの違い：ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ共に葉腋から花柄を出し一輪咲く。
ミツバツチグリは一房に複数の花をつける。

ヘビイチゴは、バラ科の多年草。森林、公園、空地、道端など、身近な場所などいたるところで見かけることができます。

ヘビイチゴの葉は、イチゴの葉を小ぶりにしたような可愛らしい葉で、常緑で地面を這うように生長するのでグランドカバーにもなります。地面を這うようにランナーを伸ばして生長していき、さらにこのランナーから根を出し、横に広がって増えていきます。地面一面を覆うように群生しているのはこのためです。

ヘビイチゴは、4月～6月に黄色の可愛らしい花を咲かせます。花の後には、小さくて真赤な果実が実ります。ただし、味は食感がフワフワしていてイチゴのように美味しくはありません。

ヘビイチゴの名前の由来にはいくつかの説があります。ヘビが出そうな場所に生えているからヘビイチゴという説、またはヘビが食べるからヘビイチゴという説などがあります。