yoyoさんの🏷木曜日は木に参加します
今日の木は「むべ」の木です

昨年11月13日にむべの実の投稿したのですが、その時に春に白い花が咲くと知り、ずっと咲く時を楽しみにしていました

アケビ科　ムベ属

常緑性のつる性樹木

雌雄同株で白い花びらに見えるのは萼

原産地　日本

別名　トキワアケビ

花言葉　「愛嬌」

アケビの果実は熟すと裂けます
その様子はまるで口を開けて笑ってるように見える

それに対してムベの果実は、熟しても裂けません
口を閉じて、可愛らしく笑ってるように見えることから、「愛嬌」という花言葉が付きました

ムベの名前の由来は諸説ありますが
ネット情報によると

天智天皇の時代に天智天皇が狩りに出かけた際に8人の息子を持つ元気な老夫婦から果実を受け取り食したところ「むべなるかな」と言ったそうです

「むべなるかな」とは「当然なことだ」という意味
この果実を食べているのであれば長生きするのも当然だということです
そこからこの果実の名前がムベとなったそうです

天智天皇が訪れた現在の滋賀県近江八幡市では「ムベ」が栽培されています
この実は、「食べると長生きする」という言い伝えから不老長寿（不死）の実といわれ、古代から昭和５０年代まで皇室に献上されてきたそうです

その後、献上はいったん途絶えたそうですが、地元の宮司達が「地域の伝統を取り戻そう」と平成に入って復活させ、今に至っているそうです

あまり美味しくはないようですが「不老長寿」という話には惹かれますね♪