アヤメ科　アヤメ属
中国東部～ミャンマー原産
肉厚で光沢のある葉をもつ
常緑多年草
日本には古くからある
帰化植物　

１日で枯れる１日花
３倍体であるため
種はできず根茎をのばし繁殖
人里近くの山林など
暗く湿り気のある場を好む

この花の咲くところは
たとえ人の気配が皆無であっても
かつて人の介入のあった場所
と　いわれています。
３倍体であるため子孫を残す
種子ができません。
日本にある　この花の遺伝子は
すべて同一とみなされています。

また　故郷の中国では
二倍体　四倍体のものがあり
種を結ぶことができるとか。
以前に彼岸花についても
同じことは述べましたが
シャガも彼岸花と同様の
各地への分布の仕方です。

さて　世界からみれば
国土は小さいですが
１日で一周できる島でも
ありますまい。
各地へ　どのように
運ばれていったのでしょう。

ところで偶数倍体ならば
種子の結実は可能
こうしたことから
中国株との交配がなされ
多様な種が作られているとか…

アヤメ科の花々も咲きだし
桜はすでに終盤
花冷えといわれる頃合い
昼間の日の下は
すでに暑く感じられます。
木陰が過ごしやすく
なりましたね。

今日１日　お疲れ様でした。