キンポウゲ科　ヒメウズ属
日本　朝鮮　中国分布
日本では関東以西～九州
温暖域に自生
人里の道ばたや石垣の隙間
山間部の林道脇等　
やや湿り気のある半日陰を好む
塊茎をもつ多年草

路傍に咲く　小さな白い花
ともすれば見逃してしまうほど
目立つことはありません。
花の大きさは小指の爪程度
オダマキの花に似ています。
実際にオダマキ属に入ることも。

まだ昼間でも肌寒さを
感じる早春より
桜の木の下で
うつむきなから
咲いていました。

鳥頭とはトリカブトをさします。
大それた猛毒を含むわけでは
ありませんが　やはり
キンポウゲ科の植物
君子危うきに近寄らずに
こしたことはありません　笑

別名　トンボソウ(蜻蛉草)
昔　今程　物のないころに
この花で子供たちは
トンボ釣りをしたそうな…
物が溢れかえることだけが
豊かとはいえますまい。

週末２日続けて雨がふり
地はたっぷりと水を
含んだことでしょう。
我々にはわずらわしい雨も
草木にしては　天からの恵み
なのでしょうね。

今日１日　お疲れ様でした。