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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(ルージュリアン),薔薇(ヴィンテージ)の投稿画像

2023/03/24
3月に入る。漸く春への息吹が感ぜられる時季を得たようだ。
フラワーショップの店頭の草花達は、賑やかにチャットし始め出しているようだ。

2月からの店頭で観る、そのバラエティ---その5。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。

白系x1、橙系x1、赤系x1、ピンク系x1のバラ、4つ。

・薔薇(アヴァランチェ+)
白いバラ。その外側の花弁には、ほんのりと青みがかかり、花芯に向かっては、アプリコットの色合いを増していく半丸弁咲きの大輪のバラ。
白いバラの花言葉は「深い尊敬」と「純潔」。凛とした美しさと言うのだろう。

花名「アバランチェ」の意味は、英語の「雪崩れ」。たぶん、’迫り来る大量の白いバラの花束を雪崩に例えた’ のでしょう。※
いつ出逢っても魅力の感じるバラだ。
※(出典・抜粋: Ameba アヴァランチェ)


・薔薇(カゲロウ)
黄色の花弁のふちが薄いピンク色で、花芯に向かっては花弁の半々にしてイエロー、オレンジに変幻して見える丸弁カップ咲きのバラ。
その花弁は薄く透明感のある色合いには、繊細な奥ゆかしさも感じられよう。日本らしい和のバラだという。

花名「カゲロウ」。その古語は、‘かげろふ (蜻蛉・蜉蝣)‘ はとんぼに似た虫の名で、小さく弱々しい昆虫。 成虫は寿命が非常に短く、はかないもののたとえに用いられる。
また、この ‘かげろふ’ に由来すると言われる、もう一つの ’かげろふ(陽炎)’ は、春や夏に、日光が照りつけた地面から立ちのぼる気が揺らめいてぼんやりと見えるさま。
多分、この2つの ‘かげろふ’ の意味を込めて、つまり、「カゲロウ」は、花弁のオレンジがより強く発色するように、あえて日の光の力を借りているということの意味合いを、’この花の薄く透明感や繊細な奥ゆかしさの中に感じての命名‘ であろうかと思うが。


・薔薇(ルージュリアン)
鮮やかな赤色、暖かみのあるルージュ色を持ったロゼッタ風のカップ咲きのバラ。 
このバラは、透き通る様にも感じさせる名状しがたい赤を表出している様である。
また、深みのある赤色の花弁が幾重にもかさなる、クラシックカルな様相を持ち合わせている様だ。

花名「ルージュリアン」。仏語で「赤い絆」は、’赤い色で人と人との結びつき、支え合いや助け合っていこう’ ということを、この花に託しかったのであろうか。


・薔薇(ヴィンテージ)
くすみの紫ピンクの花弁を、大きくし表現している丸弁の高芯咲きのバラ。そのシックなアンティークの色合いは、大人っぽく落ち着いた雰囲気を持っている。

花名「ヴィンテージ」。英語で 「由緒ある、古くて価値のある」といった意味であろうし、このバラの ‘アンティーク調にその雰囲気’ を感じたのであろう。



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