今日はアイルランドの守護聖人、聖パトリックを讃える日。
聖パトリックは、3世紀ごろにイギリスからアイルランドに至る地域を伝道し、多くの人々をキリスト教に改宗させたとされています。
その際、シャムロックの葉が3つに分かれているのは「三位一体(父と子と精霊)」を表しているためであると説いたそう。

本国アイルランドでは一大イベントとなっており、3月17日を中心に数日間にわたり、パレードや音楽イベント、料理やお酒を楽しむイベントなどが催され、アイルランドの伝統的な色である緑色を着用する習慣があります。
緑色を着る理由は、アイルランドの豊かな自然や、緑の三つ葉のクローバー（シャムロック）が聖パトリックの象徴とされていることからです。
日本でも、ハロウィンやイースター程ではないですが、一部の地域に浸透し、このグリーン1色のお祭りを楽しんでいます。
私も今日は朝から全身グリーンカラーのコーディネート💚☘️☘️☘️

ちなみにシロツメクサやカタバミなどの葉っぱが3枚に分かれている植物を総称して❝シャムロック❞と呼ぶのだそうです。
アイルランドの国花にも指定されています。

日本では四つ葉のクローバーの方が幸運のシンボルとして有名ですが、アイルランドではこのシャムロック(三つ葉)の方が幸運のシンボルとして愛されています。

昨年はこのセント・パトリック・デーに合わせて、北欧で育種されたというプリンセス・クローバーシリーズをお迎えして育てていましたが、今ではだいぶさみしくなってきてしまったので、昨日、新しいコたちをお迎え。

昨年と同じお花屋さんに行ったところ、今回あったクローバーは
クローバー　ティントシリーズというものでした。
3種あったので以下を購入。


ロゼ
やや淡い色合いの赤葉のクローバー。
寄植えに使うとやさしい印象になる。

セピア
えんじ色とグリーンのかすれた風合いがレトロな印象。
四葉にもなりやすいのも魅力。

ナイト
黒葉にグリーンの縁取りが鮮やか。
単品でも可愛らしく、また寄植えにも使いやすい。

他にも
ヴェール、ワイン、ガーネット、ルージュ、シアーと全部で8種あるようです。


クローバー　
科名:マメ科
属名:トリフォリウム属
植物分類:常緑多年草
植付時期:2月～4月末
観賞時期:通年

2023.3.17
セント・パトリック・デー