マンサク科　トサミズキ属
上記の花木は東アジア～ヒマラヤに
かけ約10種が知られる
日本　高知県　土佐　原産地
高知の蛇紋岩地の山野に
野生のものが分布する
栽培は江戸期より
落葉低木～小高木

地際より太い枝を出し茂る
ひこばえを出しやすいため
株立ち樹形になりやすい
花は葉に先立ち開花する
穂状花序が7～8輪垂れ下がる
裂開する前の葯は紅紫色を呈す
花期　３月～４月

葉は幅広の卵形の鋸葉
葉裏に毛があり白っぽく見える
花芽は前年枝の葉の脇等に萌出
名の由来は葉がミズキに似る
そして　高知県　土佐に
自生することより


臘梅　連翹　アカシア
万作　サンシュユ　オウバイ…
そして　トサミズキ
春に咲く黄色の花
庭木として好まれますね。

マンサク科　トサミズキ属の
花木は日本にも数種類あり
いずれも一地域に限定されて
自生種が存在します。
このトサミズキも例にもれず。
よく似たヒュウガミズキなども
いちように花は黄色。

寒冷地以外なら土質を選ばず
自然樹形を楽しむ花木
こみ合った枝を地際で剪定
する程度で大丈夫です。
花後にはギザギザした形の葉が
緑蔭をつくり　秋には黄葉し
四季を通しての姿は見所。
春に咲く黄色の花は
どこか　やさしげです。

さて　すでに
春本番と言えましょうか？
数週間前にはみられなかった
花が咲いているのに
お気づきではないでしょうか。
百花咲き乱れ　個々に研を競う
絢爛たる春のただ中
春風に誘われての散策は
楽しいものですね。

今日１日　お疲れ様でした。