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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(グランオマージュ),薔薇(オールインスイート)の投稿画像

2023/02/23
2月。時候は冬季から次第に変わりゆく、それがが感じられる時期になっていくと言っていいでしょう。
フラワーショップの店頭に置かれる草花の色取りは、華やかさを増していくようだ。

1月からの店頭で観るバラ、そのバラエティ---その4。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
白系x1、紫系x1、ピンク系x1、黄系x1バラ、4つ。

・薔薇(オールインスイート)
爽やかでホワイトの中に優しげなレモンイエローの花色で、花弁先を尖らせて小刻みにフリルをもったカップ咲きのバラ。
その咲き方が可愛くも、何か甘美さを与えていようでもある。

花名「オールインスイート」。この花には、あたかも ‘すべての甘美なるもの‘ があるよと言っているようである。


・薔薇(グランオマージュ)
アイボリーともオフホワイトともいえる、花中央が淡い紫やピンクベージュに変化しているやさしい剣弁高芯咲き。
見た目ではアンティークでシックで華やか。そのホワイトに、ほのかにピンクが混じる花先の尖りのフリルに、優雅さが感じられる大輪のバラ。

花名「グランオマージュ」、仏語で「大いなる尊敬」の意ようで、’このような素晴らしいバラに、大いなる尊敬の念’ を捧げたいとしているのだろうか。


・薔薇(アルヌワブラン)
コロンと卵の様に丸く、ホワイトにグリーンがかって、中心に向かっては仄かなピンクのグラデーションに移っているカップ咲きのバラ。
綺麗で可愛いらしく何かしらの清楚感をもって自己表現をしているようだ。切花ではこれ以上には開かないという。

花名「アルヌワブラン」、仏語の「白い甲冑の意味」で、’鉄が白く輝くさま’という意味のようで、ジャンヌダルクの‘ 白い甲冑’の比喩にも使われるという。
このコロンとした丸いホワイト色を持つ姿に、‘ジャンヌダルクの白い甲冑が輝く勇姿’を観たのだろう。


・薔薇(たま)
外弁先には仄かにもグリーンを持って、その薄い黄色からゆっくりサンイエローのようにその黄色を強めているカップ咲きのバラ。
イエローにグリーンをもつ花色がめずらしいバラといえようか。

花名「たま」。それは「きわめて大切に思う貴重なもの」を言うのだろう。多分、この珍しいバラに、‘大切にしたい美しい女性の姿’ なるを、そこに観たのだろう。

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