１月１５日撮影　東京都薬用植物園

温室に来ました。
この日、都立薬用植物園を訪れたのは、キカラスウリの実と、あとはモクレイシの雌株を探しに来たのです。
ここで撮影したモクレイシの雌花の写真が載っている記事を見たので。（数年前のもので、それより新しい日付けのものは見つけられませんでした）

何回か来たことがある植物園ですが、モクレイシを見たことがなかったので、温室ってことがあるかも！？と思ったのです。
（温室だって何回も入っているんですけどね😆）温室で作業されているスタッフの方に聞きましたがその方はわからないとのことで、事務局へ。
そう何回も来ることはできないので、休日で職員の方も少なかったですが、聞きに行ってみました。
たまたまこの日いらした方は数年前にモクレイシがあったことをご存知の方でした。
でも、ここ数年は見ていないとのことでした。あったものも鉢植えで育てていたものだったようです。

以前の投稿でも書きましたが、
この植物園では温室の前に、鉢植えで育てている貴重な植物や生えはじめのものがありますが、それらの鉢には赤い縁取りで
「触らないで！　植物が弱ってしまいます」と書かれたものが多くあります。

珍しい植物でも、人の良心を信じて展示してくれていることに感謝しないといけませんね。
植物園などでは、落ちているものでも持ち帰ってはいけないので、観察したら元のところに戻します☺️

そして、この鉢にも触らないで！の札が付いていましたよ。

ケナシサルトリイバラ（毛無猿捕茨）
サルトリイバラ科シオデ属

日本のサルトリイバラに似るが中国原産で、トゲがなく熟した実は黒色。根茎を漢方の生薬として用い、日本産では山帰来、中国産は土伏苓と呼ばれる。これは膨らみ始めた青い実。
（四季の山野草　より）

ええーと、いろいろな文献を読んでみると
本来のサンキライ（山帰来）は、このケナシサルトリイバラのことのようです。
山に生えているもので、山でこの根を生薬として使い、元気になって帰ってきたので「山帰来」と呼ばれているのだとか。

それがなぜ、サルトリイバラのことをサンキライとも呼ぶようになったのか
もう少し調べて追記しますね。
サルトリイバラの実は赤くなるのに、この実は黒くなりますよ。違うのにね。何ででしょう？？？

気になりますが今日は寝まーす😴