1月、睦月は元つ月。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋から冬の時期にあって、すでに次へ時季への準備に入っているようだ---

昨年12月からの、新たな時候の移りに観る草花の姿、姿---その14。
　　　　　
　　／この日本で水仙と言えば、
　　　　　　　　　その花色黄と白の草花なり／　

　新年の何時もの散歩道の道際のオープンガーデン。
昨年末にここで出逢い観たその房咲きの黄と白の花に、ここにまた出逢う。
それは、更に一層に、一種の自我を表に出すかのようにして、生き生きと新年の散歩者の前に、その全身をこちらに傾けていた。

その姿に、少し圧倒されるようにして、暫くしてそこを後にした。
　　　　　　
　　　　　　　ニホンズイセン(日本水仙)
　　　　　　　　　

＜‘ニホンズイセンの背景’について、下記の「ニホンズイセン」より抜粋、次に:
　日本水仙と言うが、原産地は地中海沿岸で、日本へは中国南部を経由して渡日。関東以西から九州で暖地の海岸線に自生。

葉茎は緑色で細長く厚みがありショウブの葉を小さくした形をしている。日本で水仙と言えばこの花である。＞


・フササキスイセン＜房咲き水仙 、別名 タゼッタスイセン<タゼッタ水仙>＞(ヒガンバナ科 スイセン属)
(備忘: フササキスイセン※1※2の属性等について12/20 ‘20)
　※1ニホンスイセン、ペーパーホワイト含む。
　※2また＜スイセン全体について＞もここに記述※3　　
　※3スイセン＜水仙 別名セッチュウカ< 雪中花>＞
　　(ヒガンバナ科 スイセン属/ナルキッスス属)

・ニホンズイセン＜日本水仙、ニホンカンズイセン<日本寒水仙>、カンザキニホンスイセン<寒咲き日本水仙>、スイセン<水仙＞、フサザキズイセン<房咲き水仙>＞(ヒガンバナ科　スイセン属)
　スペイン、ポルトガルの地中海沿岸とアフリカ北部原産で、ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草(球根植物)。

日本水仙と言うが、原産地は地中海沿岸で、日本へは中国南部を経由して渡日。関東以西から九州で暖地の海岸線に自生。

葉茎は緑色で細長く厚みがありショウブの葉を小さくした形をしている。日本で水仙と言えばこの花である。

12月～翌年2月に、芳香のある盃状の小花を咲かせる。
花被片6枚の内、外側に萼が3枚、内側に花弁が3枚ある。
花の中心にある橙色の筒状のものは副花冠で、繁殖は球根で行なう。
全草、特に球根に毒があるので、食べると危険である。
伊豆下田の爪木崎、兵庫県淡路市、福井県越前海岸などが群生地として知られる。

草丈：30cm
葉序：互生
花色：黄と白
雌蕊：1本
雄蕊：6本
開花期：12～翌2月
花径：3cm

(出典・参考: かぎけん花図鑑)