12月、師走また春待月。今年の最後の月は、また新たな年の時季へと移りわたしていく。
私の散歩道の道際等の草花達は、また生まれかわる新たな世界にも、自ずからその身を委ねようとしている---

11月からの、新たな時季に向けての草花達の姿 ---その15。

　／葉深く切込み、
　　　　白い球状花集め観るはユニークな草木の世界／

　年末がひしひしと迫る何時もの散歩道の道際。
そこに今年もこの時期に観るは、緑色の大きな葉を持ち、その葉を深く切り込んでいる。
その茎の先には、白い球状の小さな花が集まって更に大きな円錐形の集合花を作っている。
その花には、尖った卵形の花弁が5個あり、雄しべは5個、花柱の先は５つに分かれるいるという。

そこ観るは、何時もユニークで個性的な草木の世界である。


　　ヤツデ(八手／テングノハウチワ<天狗の羽団扇>)


＜”ヤツデの人間との関わり”について、下記の「ヤツデ」より抜粋:
丈夫なので庭木としてもよく植えられる。古人は魔除けの意味で庭に植えていたともいわれている。＞

・ヤツデ＜八手、別名 テングノハウチワ<天狗の羽団扇>＞(ウコギ科 ヤツデ属)
(備忘: ヤツデの属性等について 12/23 ‘21)