燭台大蒟蒻。
インドネシアのスマトラ島の熱帯雨林に自生する絶滅危惧種。東京の神代植物園で世界最大の花が19日午後8時に開花。24時間から長くても48時間しか咲かないとかで、20日の午後3時ごろに神代植物園に駆けつけた。なんと1時間待ちの大行列。午後4時過ぎにやっとご対面。

葉と同時に花が咲くのは、世界で二例目。強烈な臭いは夜に最高潮になり、徐々に弱くなるらしい。腐臭から死体花とも言われる。
行列の途中にサンプルが置かれていて臭いを嗅げるようになっているが、いい匂いとは言えないまでも、さほど臭くなかった。実際の花からは人の動きがあるからか、臭わなかった。

コンニャクなので、地元の人は食べないらしい。戦争中に日本兵がコンニャクは作ったようだが、食べたかどうかは記録がなく、アクが強いので食用には適していないと看板に書かれていた。

プリーツ状になっている仏炎苞は、勢いがなくなり、すでに上部がしぼみ始めていた。
ショクダイオオコンニャクの大騒ぎの巻でした。また、冬眠に戻ります。