ムクロジ科　カエデ属
東アジア　原産地
日本　福島以南　四国　九州分布
平地～標高の低い山野に自生
落葉広葉高木

和名　イロハモミジ
葉の形が手ひらのように5～７に
裂片し　それを　いろはにほへと　
と数えたことに由来
カエデとは　蛙の前脚(て)に
似ることから蛙手　かえでと

もみじといえば
このイロハモミジをさすと
言われるほど紅葉する樹木を
代表する立役者
本来もみじとはベニバナから
紅色を抽出する作業
揉出　もみずから始まり
紅葉する樹木全体をさします。

日本全国とはいえませんが
広範囲に広がる樹木
気候は海があり山　川があり
津々浦々に違いがあります。
あまり美しく紅葉する土地柄
ではない当地でも
場所によっては　
このような色を見せてくれます。

植物は1メートル離れれば
環境が変わるといわれます。
同じように見えても
彼らのある場所は違いがある
それを　この時期に
知らしめています。

まさに紅葉色
かえでの盛りの色をさし
初冬の日をうけて
あでやかに美しい色です。
この樹木差し置いては
紅葉を語れますまい…　

あらし吹く　み室の山の
もみぢばは　竜田川の
錦なりけり
　　能因法師

今日１日　お疲れ様でした。