夜に溶ける前 桜の葉っぱのシルエット‥

今日19日は、🏷ユーミンの日
遅くなりましたが参加しまーす🥰

♫ 夜のFMからニュースを流しながら
　部屋の灯り消して窓辺に椅子を運ぶ
　小さなオペラグラスじっとのぞいたけど
　月をすべる雲と柿の木ゆれてただけ

　72年 10月9日
　あなたの電話が少いことに慣れてく
　私はひとりぼんやり待った
　遠くよこぎる流星群

　それはただどうでもいいことだったのに
　空に近い場所へでかけてゆきたかった
　いつか手をひかれて川原で見た花火
　夢はつかの間だと自分に言いきかせて

　シベリアからも見えなかったよと
　よく朝弟が新聞ひろげつぶやく
　淋しくなればまた来るかしら
　光る尾をひく流星群

「ジャコビニ彗星の日」
1979アルバム"悲しいほどお天気“

先日の皆既月食、皆さんご覧になりましたか？
わたしは、いつもは見逃してしまうのですが、今回だけは、家事をしたり、NEWSを見たり、家から出たり入ったり、切れ切れですが、外に出て見ました。
そのとき、私の心に浮かんでいた曲です。

初めて聴いたときは、まだ学生でした。
実家から離れて暮らしていたので、失われつつある恋人を思いながらセンチメンタルな気分に包まれている主人公と、ひとの気も知らないのんきな「弟」がひょいと出てくるコントラストが好きでした。（今も好きなんですけど😁）

そして1番心惹かれる言葉が「シベリアからも見えなかったよ」というところ。
大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」と共にわたしのシベリアンワールドの双璧です🇷🇺

🏷ユーミンつながり
🏷大瀧詠一つながり
🏷【額縁シリーズ】