11/5に植物園で撮影した、寒椿　朝倉

寒椿系なのに早咲きで、外側の花弁が、ほんのりピンクがかった白い八重咲き。外側の花弁がやや硬いのか、割と丸っこい感じです。でも、咲き進むと段々、ピンクが抜けて白っぽくなります。桜ソメイヨシノと一緒。だんだん、アントシアニンが抜けていくみたいです。

ウチの山茶花と激似。ウチのは朝倉若しくは、それに近しい種なのかも知れません。山茶花の銘で購入しましたがｗ


寒椿と山茶花、椿、茶の木の違いの考察

寒椿は椿ではなく、寧ろ山茶花です。

昭和初期に中国で野生の寒椿が発見されて以来、山茶花と寒椿は違うものと認識されているとの事ですが、でも一方、歴史的に園芸品種としての寒椿もあり、この朝倉は久留米で作出された、山茶花と寒椿の交雑種で、寒椿系の山茶花っていう事になっているらしい。植物園では、「寒椿　朝倉」となってました。

ややこしい話ですが、寒椿は山茶花で良いと思います。

昨日は、茶の木を上げたんですけど、山茶花って山に咲く茶の木って意味らしい。サンサカが訛って、サザンカとなったとか。でも、山茶花とは中国では椿の事で、山茶花の事は茶梅花と言うんだそうな。間違って広まったらしいです。

山茶花と椿って、ぱっと見た目には区別が付きません。五色散り椿の様な例外はありますが、一般的には、花弁が一枚一枚散っていくのが山茶花、花ごと丸々、落ちるのが椿です。
その他の区別の仕方としては、葉裏を陽にかざして、葉脈が黒く見えるのが山茶花、白く見えるのが椿って、私は思っています。
で、実は茶の木も黒いんですよ。

ちょっと調べてみました(*^^*)