９月、夜長月の長月。私の散歩道の道際等の草花達は、熱さと強い日差しから解放されて、より充実した自己表現に向けて、その個性ある色彩をより長く放そうとしているようだ。

８月からの、そして熱さから解き放された草花たちの姿 ---その14。

　　／大きな白い覆輪葉、
花は紫のユリ似の穂状に咲く筒状花／

盛夏は過ぎて、秋風が感ぜられ私の何時も散歩道の道際。
先に観たシュカイドウの目の先に、日陰の中に人知れずに、大きな葉に白い覆輪をはっきり付けているのが目に入る。

そして、その覆輪葉の株の中から、細い花茎を長く伸ばし、頂部の花序に大きいもので５cmはあろうか、沢山の花を穂状に咲かせていた。
それは、ユリの花に似た筒状の花色は紫であった。


　　　　ギボウシ(擬宝珠)
　　　　　--- 大型のギボウシ・パトリオットだろうか。
　　　　　　　　　　　　　
＜‘ギボウシの名の由来等‘について、下記の「ギボウシ」より抜粋、次に:
花は短命な一日花である。「ギボウシ」の名前は、蕾、または若い花序の様子が、橋や寺社の欄干に取り付けられた飾りである擬宝珠(ぎぼし)に似ていることに由来する。＞

・ギボウシ＜擬宝珠、別名 ギンボ、タキナ、ウリイ、ホーライなど＞(キジカクシ科 ギボウシ属／ホスタ属)
(備忘: ギボウシの属性等について 7/29 ‘22)