ヒカゲとヒナタがあるのですか？
面白いですね～😆

@ミモザクリ さん：
よく知っていたつもりの「イノコヅチ」でしたが，見分けにくい近縁種がもしあるといけないと思い，「松江の花図鑑」サイトで検索したら，４つの「イノコヅチ」のつく種名が出てきて，びっくりしました。そのうちの２つが「ヒカゲ…」と「ヒナタ…」でした。

よく似てますが，同じ種の種内変異の関係にある２つだそうで，ふだん日向で見るのは通称「イノコヅチ」と呼ぶほうがわかりやすいですね。

@Kenny さん

そうなんですね…🤔
ぱっと見て違いが良く分からないですが、同じ種の中で変異していくのですね。変異というより進化でしょうか？
たえず進化して変異するコロナウイルスを思いながら考えています。

@ミモザクリ さん：
長くてわかりにくいかも知れませんが，短くても違ったわかりにくさが出ますので，お許しを。納得できる点がありましたら，そこだけ汲んでやって下さいね。

１．外見では区別が困難だが，極めて近い別種の関係とか，同じ種の中の亜種の関係（または種内バリアント／種内バリエーション（種内変異と訳されることが多い）），はよくあります。
・アタマジラミ（ヒトの頭にいる）とコロモジラミ（服を着ているヒトの首から下にいる）
・アカイエカ（雌は吸血しないと卵を産めない）とチカイエカ（雌は吸血しなくても一回目だけは卵を生むことができる）
このような種は，たとえDNAの塩基配列を調べても，見どころを誤れば，区別は困難です。
「きわめて近い別種の関係と呼んでいいのか，そうではなくて，同種内の亜種の関係と呼んだほうがいいのか，（本当ははっきりしないが）面倒くさいので最初の言い出しっぺに従っているだけ」...のような例はいっぱいあります（上記のシラミとイエカも）。でも，自然の状態で両者は交雑していないのが救いです。「ヒナタ…」と「ヒカゲ…」も，たぶんそうなんでしょう。

植物の場合で，同じ種だけど品種（また商品名）が違う関係の場合，外見の違いがはっきりわかるものは多いと思います。そのような人工的に作られた品種の場合，野良で簡単に交雑が起きてしまう（→最初にあった特徴がまぜこぜになってしまう）場合も多いと思われます。まあ，ネコやイヌの品種もそうですが。

２．変異（この場合はmutation（突然変異と訳す）のこと）と進化の関係ですが，進化は変異が源。だが，変異が生じても，はいろんな理由で世代を繰り返すうちに子孫の中で失われてしまい，進化にはつながらないことの方が多い。進化には，単に塩基配列の違いが２つのグループの間で異なって固定されてしまっているだけで，外見や性質には無関係な進化もあるし，日陰や日向を好む性質のように意味のある進化もあります。

「日陰にいるわけ」は少ない光量でも何とか繁殖できる，「日向にいるわけ」は熱中症に強い，など訳ありかもしれません。もしこのようなことが本当なら，分子レベルでそうなる違いがあり，それはDNAの変異にも行き着くものと思います。

@Kenny さん

なんか・・・すごーくお詳しいのですね😲😲😲
専門家でしょうか？

でも読んでいてなんとなく理解できそうな感じがしました。
生物学など全く知識はありませんが😅

詳しく解説してくださってありがとうございましたm(_ _)m

生物系出の長文で申しわけありませんでした。読み通していただき，うれしいです。

GSは基本，植物写真を楽しむSNSなので，「イノコヅチをアサガオ」と言ってみたり，「フヨウとムクゲとハイビスカス」を間違えていなければ，投稿者が知る限りのラベルを貼るのでOK，と考えています。

とはいう私自身も，フヨウ属のこれら3種については，9月になってようやく，資料を見なくても違いが答えられるなったばかりでした😅

@Kenny さん

いいえ、わざわざお気遣いありがとうございますm(_ _)m

やっぱり❣️生物学系出身だったのですね～流石です👍

私はまだ、フヨウ・ムクゲ・ハイビスカスはパッと区別付きません💦
よーく見て考えて。たぶん？これはと言う感じです😅
葉っぱのほうが違いが分かりやすいような…💦
またいろいろ教えてくださいね🙏

@ミモザクリ さん：
「葉っぱ」がだいじですね。

うちの庭で繁栄してるのは『イノコヅチ』と言う植物なのですね😵　種類は　また調べます、あちこちに生えてます💦

フヨウとムクゲは難しいです🌀🌀　ハイビスカス🌺は　かろうじて雌蕊？が長くて南国（ハイカラ）な雰囲気で判断してます😅

@みけ さん：

「イノコヅチ」は，私もそうですが，地方出身の人なら，みな知っている野草と思います。成熟した実は，小さな鉤爪（または棘？）みたいなのがあって，衣服やペットにくっつきまくり，取り除くのがたいへん面倒なので，厄介者と覚えてしまいます。

「フヨウ属」は，花の特徴もですが，葉の大きさ・縁の切れ込み方も簡単に見分けられるキーになるようです。

@Kenny さん

明日　年1回の植木屋さんの剪定✂︎が決まったので、イノコヅチの種類は不明のまま👋　祖父のこだわりだった庭、色々と枯れたり　伐採（松を伝ってイタチが屋根裏に侵入😱）して　雑草だらけ💦
植木屋さんには「…やれやれ😥」って残念な顔され心苦しいです💔

@みけ さん：

昔ながらの植木屋さんは「やれやれ」なんでしょうね。田舎に残された空き家の「見てくれアップと防犯対策に」という口上で，草刈り・剪定の営業をかけてくる造園業者さんありますけどね。