９月、夜長月の長月。私の散歩道の道際等の草花達は、熱さと強い日差しから解放されて、より充実した自己表現に向けて、その個性ある色彩をより長く放そうとしているようだ---

８月からの、そして熱さから解き放された草花たちの姿 ---その1。

　　　／この時期にもそこに観る、
　　　　　　　　　　　黄色の５弁花と八重咲き花／

盛夏が過ぎ、早くも次の季の気配が感ぜられ様になった何時もの散歩道の道際。　
そこは、何時も行き来する私の散歩道のメインストリートでもある。
毎年4〜５月に良く咲くその黄色の花が、その時期を経てこの7〜8月にもその色を絶やさず咲いているのである。

最近は、そこに咲くという開花の程度の強弱はあるにしても、その花を年中観るといってもいいのである。
特に今年は、春に咲く花付きが良くなく、返って今ごろのその黄色花が元気のようである。

とは言え、例年の最盛期と違って花の数は少ないようで、この時期外れに咲く花は、「返り咲き」、「狂い咲き」や「帰り花」などと呼ばれる花になったものかとも思うようになったのである。

そこに観た道際で群生する草花は、黄色の５弁花と八重咲きの花であった。　　　　　　　

　　　　　ヤマブキ(山吹)
　　　　　ヤマブキ(山吹/ヤエヤマブキ<八重山吹>)


・ヤマブキ＜山吹＞(バラ科 ヤマブキ属)
(シロヤマブキ＜白山吹＞は、この後に記述)
(備忘: ヤマブキの属性等について 4/18 ‘21)

　
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