2022年8月31日(水)、夜中。
投稿写真は、今日の我が家の東側を撮影した。もうそろそろ夏剪定の時期。つるバラは、それぞれ3mから9mぐらいに伸びている。我が家の庭から大空へ向かって外へピンピンと伸びる姿は、とても嬉しい。

さて、私達がいつまで健康に生きておられるかはわからない。生きていることが奇跡なのだから。

生を味わい、それを妻と共にすることの喜びがほかにあるのだろうか？

いま、まだ続いていることに感謝。

人はいつかは死ぬ、たった一人で。

いま、過去を振り返っても、何十年前のことが昨日かのように思える。

自分のしたこと、しなかったことは、良いことも悪いことも、昨日のように感じる。

幼稚園や小学校の頃、僕はとてもよい子とはほど遠かった。それが中学校１年生のときの初恋によって、全てが変わった。目標を見つけ、自分を変えようと努力を始めた。

人の人格形成とは、多くは家族のありようによって大きな影響を受けると思う。でも、それが他人を好きになることによって、相手にふさわしい人間になろうと考え出して、変化の旅に入っていくのだ。

でも、僕の場合、自分の家庭環境に育った自分と家族に自信がなく、片想いで終わる。そして、なげやりになる時期も長く続いた。

人は、自分のしたこと、しなかったことを覚えている。とくに、「悪」と思っている作為と不作為については。

同時にそのことが、なんとか挽回しようと思って、自分を良い方向へ変えようとする。それはとてもいいことなのだが、自分の「悪」の作為と不作為は忘れられないのだ。それはとても苦しいこと。でも、「善」の方向へ行くための大きな原動力なのだ。

以前にもこのGS投稿にて、書いたことがあるが、私が大人になって、正しい行いが出きるようになったのは、自分の「悪の作為と不作為」は、絶対に忘れられないという真実を知ったからだ。

それでも、時おり、そのことを忘れて悪事に染まることがある。でも、幼き頃の悪事でも、忘れることができず、自分を苦しめることを思いだし、軌道修正が出きるのだ。

だから、どんなに辛くて苦しくても、作為であろうとも不作為であろうとも、自分のしたこと、しなかったことを忘れてはいけない。

いつか死ぬときに、悪いことはしたが、ここまで自分を良い方向へ変えることができたと思える走馬灯が回りながら、その日を迎えられたら、きっと幸せであるように思える。

人を一人でも幸せにさせていただけること、それが人生最大のその相手へに感謝することなのかもしれない。

バラを育て、バラが綺麗に咲いてくれることは幸せであるように、そのことで、咲いてくれたバラに感謝していることでも、人生の真実に触れることができる。