名前はレオ　名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
嬉しい時も悲しい時も
傍に居ると決めた大事な人


TBSで放送された
『この歌詞が刺さった！グッとフレーズ』は、各世代別で刺さった歌詞のフレーズを紹介する番組。

その中で、10代に刺さったのが優里の『レオ』という曲。それは少女の元にやって来た愛犬レオの目線で書かれた曲だった。

1番では幼い飼い主との出会い。

2番では成長した飼い主が離れていく寂しさ。

そして3番では別れを歌詞にしている。

MVは少女と犬の成長の記録を流していた。

自然と涙が頬を伝っていた。

それは僕だけじゃない。

設置されていた1台のテレビを皆んな観ていた。

そのテレビを一緒に観ていた大人たち皆んながそうだった。

過去に亡くしたペットの事を思い出しているのだろうか。

全く知らない者同士少し心が通じ合えた気がする。
少し優しい気持ちを思い出した気がする。

その光景はとても不思議なものだった。


Σ だって！！！！！

全裸のオッサン達が！！！
泣きながらサウナの密集空間で汗を流す地獄絵図！！

！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

見渡す限りそこは！！！

オ◯ンチン感謝祭だった！！

！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

ここ東十条にある『やなぎ湯』のサウナ室は！100℃前後のテレビ付ロッキーサウナ！！

Σ とてもこんな所で観る内容では無い！！

その昔、涙は心の汗だ！と中村雅俊が言っていたが！！

かつて！これほど説得力のある環境があっただろうか！！


話を戻そう！！

最近の若い人達の歌が全部一緒に聞こえる病の私ですら！この曲の衝撃は半端なかった！

タイトルの『レオ』というのは愛犬の名前で曲はレオ目線で物語は進んでいく！

幼い頃に出会った『レオ』は飼い主の少女が大好き。だが、いつしか少女も大人になり彼氏が出来て、『レオ』に接する時間も減っていった。

無邪気に遊べた幼少時代のこの時間が、どれほど幸せだったか・・。だが、それもしょうがないと『レオ』は思う（←この時の犬の名演技！！)

そして彼女は結婚をし『レオ』の居る実家を去っていった。

時は流れ、彼女の元に『レオ』危篤の連絡が入る。向かう車で泣きじゃくる彼女。思い出がフィードバックするMV！

そして！サビ！！！


君が誰かと暮らすことを
伝えに帰ってきた夜に
撫でてくれたね　きっとお別れだね
最後にさ　会えたから　ねぇ幸せだよ

名前はレオ　名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
もう泣かないでよ　名前呼んでよ
あの日より大きな手で撫でてくれた

名前はレオ　名前呼んでよ
君がくれた名前で良かったよ
忘れないでよ　それでいいんだよ
新しい誰かにまた名前つけて



あーーーーーーーーーーーーーーっ！！

ああーーーーーーーーーーーーーっ！！！！

ああああーーーーーーーーーーーっ！！！

亡くなった歴代のペット達の最後のシーンを思い出す！！

最後まで頑張って生きようとしていたウサギ。今夜が山場だとは分かった。夜の3時まで頑張って、手のひらの中で息絶えた。頑張ったね、ありがとうと涙を流しながら言った。

もともと腎臓をやられてて毎日点滴を打ってから出勤し、帰ってきたらお風呂場で亡くなっていた猫。それも少し温かくて、待っていてくれたのか・・。ごめんね・・、もっと早く帰ってくれば良かった・・、

溢れる涙


あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ！！


Σ オ◯ンチンが邪魔！！！！！！


完