カキノキ科　カキノキ属
東アジア原産
日本　朝鮮　中国に在来種あり
北海道　沖縄を除く温暖な地域にて
栽培されている
また寒冷地では渋柿　山野には
野生のヤマガキもみられる

16世紀に欧州にわたり
主に温暖なスペインを中心に
北米にも広まる
呼び名は　英語圏以外の国でも
カキ　で通ることか多い
各種ビタミン　βカロテン等含有

残暑厳しい最中
柿が色み始めました。

最初に出回るものは
筆柿　余談ですが
柿の種というお菓子
この柿の種を模したとか…
お酒のアテに好まれる方多いのでは？
そして丸みのある富有柿
渋柿の庄内柿　柿も色々ありますね。

私にとって柿とは　画像にある
このよつがき　次郎柿。
いまでこそ　あまり植えらなく
なりましたが　以前は多くのお宅に
ハッサクやビワとともに
植えられていました。
けれど　あちこちに柿畑は点在し
やはり身近にあるものです。

次郎柿は江戸末期にお隣の県
静岡に住んでいた治郎吉さんが
近くの川に生えていた幼木を
持って帰り　自宅で栽培したとか。
明治に入り　火事で燃えてしまいました。　
けれど翌年にはあらたに芽をだし
以前のものよりおいしい実になったとか。
今でも大切に保存されています。
柿は幹などを傷つけたりすると
より甘くおいしくなるそうで
そのあたりも関連してるのでしょうかね。　
面白い逸話です。

やわらかく　さっぱりとした
富有柿に対し　歯ごたえのある
しっかりとした甘味が特徴です。
追熟が進み　ゼリー状になると
喉がイガイガするほど甘くなります。
これを嫌う人もいますが
私は結構好きなのです。

この柿が食べ頃になるのは
10月中旬から11月中旬あたり
ちょうど秋の深まるころです。
夕日のように　この実が染まるのは
もう少しかかりますね。

今日１日　お疲れ様でした。