ギョリュウ　御柳✨


ギョリュウの仲間(タマリクス属)はヨーロッパ、アジア、アフリカに約75種が分布
中国中部～南部原産のタマリスク・キネンシスを指して和名でギョリュウと呼ぶ

樹高は4～7mになり小～中高木で冬は落葉する
枝は非常に細く
1mmくらいの細い針型の葉が重なり合って伸びていく
新しく枝が伸びた節に
春～秋の間に2～3回花を咲かせる
花は5枚の花びらがあり
淡い紅紫色で小さく穂状にまとまって咲かせる

ギョリュウの仲間は
海岸や内陸の塩分を多く含む土壌など
植物が育ちにくい場所に自生する塩生植物
枝葉に「塩腺」と呼ばれる器官があり
余分な塩分を体外に排出できる

乾燥地から湿地や砂地でも育つ
あまり他の樹木が植えられない場所でも育ち
水を非常に好む湿地に適した数少ない庭木のひとつ
日本には江戸時代に渡来

年を経て垂れ下がる枝がふえ
その姿が柳に似るところから
「柳」の字が当てられ「ギョリュウ」の名前が付けられた
英名はタマリスク


2022.7.18
大船フラワーセンターにて撮影

初めて見る
ほわほわの姿が可愛いくて✨

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