7月。早く去りしという梅雨の次に来るは、あの熱い夏に向けても、早くも自己顕示欲に駆られ、その表情を精一杯出して、フラワーショップの店頭を賑わし初めている。

6月からの店頭で観るバラ、バラ---その5。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
　複色(混色)系x1、赤系x1、ピンク系x2のバラ、４つ。

・薔薇(クレイジービート)
白地に濃ピンクの複色で、縁の反りかえりの盃状咲きスプレーバラ。カップ咲きや抱え咲きとも見立てらようか。
最初は紅色、開花が進むにつれて紫色に変化していくという。
花名は、夜に綺麗に咲く花火から命名されたという。

・薔薇(ガーネットジェム)
黒赤とか深紅色でシックなカップ咲きのスプレーバラ。
コロンとした花形が特徴的で、可愛らしさもある。
花名「ガーネットジェム」の‘ガーネット’は、濃い紫がかった深紅色で知られ‘ジェム’は宝石を意味する、そういう色感等からの姿をそこに観たのだろう。

・薔薇(ブルジョア)
紫がかった濃いダークピンク。花形はシャクヤクのようで、その中心に小さなしべ(蕊)を持ってのロゼッタ咲き。個性のある存在感のあるバラ。
花名「ブルジョア」、何かこのバラをゲットすれば、まさに‘お金持ち’になったような気がすること請負ということでしょうか。

・薔薇(モモナ)
鮮やかな赤紫色、フューシャピンクの深いディープなカップ咲きといえようスプレーバラ。
アンティークな雰囲気を持って、シベのグリーンが少し覗き、何となく可愛いバラ。
花名「モモナ」、その素直な愛らしい女性名として、そこに与えたのだろうか。