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一筆狼さんのお出かけ先,コバイケイソウ,平標山の投稿画像

2022/07/05
小梅蕙草。バイケイソウより小ぶりなところからコバイケソウと名付けられた。
新潟県と群馬県の県境にある、花の山として著名な平標山(たいらっぴょうやま)/1983mと仙ノ倉山/2026mに遠征。7月2日猛暑日のなか、まだ雪渓が残る標高差1300mを汗みずくで登った。
天空に続く木の階段の周りがお花畑になっており、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、ハクサンコザクラなどが群生していた。写真は平標山に登る途中の尾根で見かけたコバイケソウの花。(遠景に見えるのは、苗場スキー場。)

花が梅に、葉が蕙蘭に似ていて、「蕙」は紫蘭(しらん)を指す。花序はもっこりして円錐状に咲かす。湿地で群落を形成することが多い。毎年、咲くわけではなく、数年の不定期で咲き、当たり年の群落は一見に値するようだ。ここでは群落は見なかった。

コバイケイソウの根茎も葉も有毒。山菜になるオオバギボウシ、ギョウジャニンニクの若芽どきに似ているため、毎年、中毒事故があり、注意を要す。コバイケイソウは熱を通しても毒は消えない。
コバイケイソウ、バイケイソウの葉は無柄、完全平行脈で識別する。

コバイケイソウは高山植物の警備兵という立場であろうか。
2022/07/05
 いつも「涼しく」「楽しい」レポートと「正確」で「冷静」な花の解説をありがとうございます🙇(勉強になります。一度では覚えきれませんが…。)。
 毎日のコロナ禍と酷暑の中にあって、「一筆狼」さんの健脚を頼りに、あの山この山🏞️などの様子を、勝手に間接体験させていただいています😺。
 これからも、登山、気を付けられ、高い場所からの、草花等の「丁寧な」解説を楽しみにさせてください🙋。
2022/07/05
フォローありがとうございます。
ご丁重な文面に恐縮しています。

自然の美、野生の美は人を沈黙させます。感動に満ちた沈黙こそ、自然へのリスペクトなのでしょう。名批評家、小林秀雄の言葉をいつも噛みしめています。
草花に代わってコメントしていますが、冗舌過ぎると植物たちは思っているような気がします。
よっちゃんさんの激励に応えられるよう、乱文ですが、精進します。
2022/07/06
こんばんは。

警備兵。自認しているのか高いところから睨みを効かしているよう。
2022/07/07
@すずはな さま
警備兵より、衛兵💂‍♀️のほうが近いかも。

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四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。

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植物