カンアオイ。
山歩きの時に教えて頂き、存在を知りました。目立たないけれど、何だか魅力的な植物です。

クロヒメカンアオイ？
（ウマノスズクサ科カンアオイ属）

◯日本固有種。富山県東部〜新潟県西部にかけて分布。萼筒が長卵形で、萼筒口が小さいのが特徴。

◯花期は4〜5月。晩秋につぼみを持ち、雪解けを待ち、春に開花。

◯ギフチョウの幼虫の食草。
葉裏に産卵。孵化した幼虫はカンアオイなどの葉を食べて育ち、サナギの姿で越冬。春に羽化。

◯花はキノコに擬態（匂い、姿）して、
ハエをおびき寄せて、花粉を運ばせる。

◯種には、アリが好む白い塊（種沈:しゅちん、エライオソーム）が付いていて、蟻に運んでもらう。

…匂い。先週末、山で見つけたカンアオイの花に鼻👃😗を近づけてみました。

花自体の匂いなのか、地面の土からの匂いなのかは分かりませんが、湿った落ち葉の様な、土臭いような、菌糸？のようなにおいが感じられました。
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これは、5/4撮影のカンアオイ。