5/14㈯③
大船フラワーセンターの桜⑬

桜 桐ヶ谷(きりがや)
別名　御車返し(みくるまがえし)
　　　鎌倉桜(かまくらざくら)

江戸時代よりも古く室町時代オオシマザクラの突然変異で、桐ヶ谷とも鎌倉桜とも呼ばれていました。
鎌倉の材木座の桐ヶ谷で生まれた桜です。

時の将軍足利尊氏によって、京都の紫宸殿の左近の桜として植えられました。
また仁和寺にも植えられたそうです。

南北朝時代の公卿、洞院公賢の日記『園太暦』には、1357年3月19日.御所の南庭(京都御所紫宸殿)に植えられた見事な美しい桜は鎌倉桜と云うと書かれているそうです。

今まで左近の桜は勝手にソメイヨシノだと思い込んでいました😆ソメイヨシノより旧い桜なんですね〜！！
※ソメイヨシノは江戸時代後期に開発されたエドヒガンザクラとオオシマザクラの種間雑種の桜です。

江戸時代後水尾天皇が、この桐ヶ谷を御車からご覧になり、少し進まれてから「あれは一重なのか？八重なのか？」と
とても気になって御車を引き返してもう一度ご覧になられたという逸話があり、
『御車返し(みくるまがえし)の桜』と呼ばれるようになったそうです。

５枚〜８枚の花びらの花がが混在しているので不思議に思われたのでしょう。

歴史ある桜に出会えて嬉しいです🌸💮🌸💮🌸💮☺️