*･゜✨🍃ﾟ･*紫蘭*:.｡.🍃💫 .｡.:*

自分が鬼だから、相手が鬼に見える。
自分が優しいなら、相手も優しく見える。

橋田壽賀子・脚本家（1925〜2021年）

テレビプロデューサーの石井ふく子に語った一言。橋田の代表作であるテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のタイトルは、ここから生まれた。

自分の発言の意味を誤解されるのは嫌なものだ。かつての知り合いで、私が何かを褒めると、必ず「それは皮肉なの？」と返す人がいた。こちらの言い方が悪いのかと思い、最初は反省した。しかし何度も同じやりとりが続くうちに、どうやら問題は言い方ではないと気付いた。その人は、自分から他人を褒めることがない人だった。だから自分が褒められたときも、相手の褒め言葉を素直に受け取ることができなかったのだ。

人と会話を交わしていて、そこに悪意を感じたとしても、すぐに腹を立ててはいけない。悪意は相手の言葉ではなく、自分の心に宿っているかもしれないのだ。それに、傷つけられたと思っても、実際には自分がそれ以上に相手を傷つけている可能性だってある。不快な人に会ったときには、自分の冷たい気持ちや嫌な一面が露呈してなかったか、自分自身の言動を振り返る必要があるかもしれない。

　　高知新聞🗞【きょうの言葉】4/8掲載

⭐️シラン（紫蘭）の花言葉
『あなたを忘れない』『変らぬ愛』

🍃ここ最近の初夏のような陽気に、庭の紫蘭が咲き始めました♪スッと伸びたグリーンの葉に京紫色が目にも鮮やかに存在感を増し、これから来る高知の長い暑さを、涼し目で見つめているかのようです。