濃尾平野側から見て、鈴鹿山脈の雪が融けると見頃だということで、行ってまいりました。

「巨木古木の木曜日」

樹齢100年以上と思われる呉服枝垂（くれはしだれ）の古木「天の龍」
現在品種確認されている中では、日本最古のものではないかといわれています。
高さ6mにもなる、巨木でもあります。
初めて見た時、あまりの大きさに度肝を抜かれました！
垂れ下がる枝は、長いもので1.5mほどにも・
花が咲き終わると、枝は容赦なく切り落とされます。
無造作に切り落とすわけではなく、来年さらに美しい花を咲かせるための、計算しつくされた“仕立て”なんです。
そして、四方八方どこから見ても美しい立ち姿に仕立てるため、5年に一度、根鉢ごと木を回して角度を変えるのだそう。
名人と呼ばれる仕立ての技術を持った職人が、匠の技でつくり上げる、この見事な「しだれ梅」
（鈴鹿の森庭園にて2022.3.20撮影）