･:*+.✨🍃鬼野芥子*:.｡ .🍃🐝💫･:*+.
　　　　　　　　　
いくら忍辱（にんにく）忍辱と心に叫んでみても、腹が立ち相手をこっぱみじんにやっつけてやりたい怒りにとりつかれることがあります。人に対して怒りがわきおこるのは、自分なら決してそうはしない、相手の無知や破廉恥（はれんち）にがまんならない、という思い上がりがあるからです。そんなとき、わたしは鏡をみることにしています。そのときの時期はまさしく鬼のような顔をしています。怒ると人間の顔は、体内の毒素で黒くなるのか、顔色は黒く目は吊り上がり唇はゆがんでいる。われながら、見るもおぞましい。二度と見たくない形相です。

　　　　　　　　　　　　　　【くるしみ】
　　📚生きることば・あなたへ✴︎瀬戸内寂聴

⭐️鬼野芥子（オニノゲシ）の花言葉
『毒舌』葉に鋭く荒々しい棘があることから。

🍃雑草のようにいわれるオニノゲシ。『世の中に雑草という名の草はない』かつて昭和天皇が植物学者である牧野冨太郎の言葉を引用されて言われた言葉です。『雑草という草はない。どんな植物もみな名前があって、それぞれの自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草と決めつけてしまうのはいけない』。と語っています。来春朝ドラの主人公になる牧野博士、植物への究極の愛を感じられずにいられません。中心部に小さな黄色い花をつけた鬼野芥子は我が身を守るように葉に鋭い棘をたくさんつけていました。