˚✧₊💫🍃･*˚✧₊野芥子*:🍃🐝✨ .･*˚✧₊⁎

波は去ったあとに、ときおり可憐な貝殻を濡れた砂に置いていったりします。人との出逢いのあとには、必ず想い出が残されます。たとえ傷つけ合った別れでも、想い出のなかでは美しかったことや、なつかしかったことが渚の桜貝のようにちりばめられているものです。生きるとは、人に出逢い、やがて別れていくこと。限らなく繰り返し渚に打ち寄せ、去っていく波の動きに似ています。

　　　　　　　　　　　　　　【わかれ】
　　📚生きることば・あなたへ✴︎瀬戸内寂聴

⭐️野芥子（ノゲシ）の花言葉
『悠久』『見間違っては嫌』『旅人』
『幼き友』『憎まれっ子世にはばかる』

たんぽぽに似た花をつけることから〝見間違っては嫌〟という花言葉が付けられたとか。茎の下部から中ほどにつく葉は葉状に深く裂ける。上部につく葉は裂けず緑のギザギザはの先は尖るが棘にはならず触っても痛くない。

🍃この時期から秋に向けて見かける小さな黄色い花を咲かすノゲシ。雑草として引かれたり抜かれたりしますが、空き地ではよく成長した姿が見られます。昨日目にした野芥子の健気な姿になんか癒されました。