３月は弥生。私の散歩道の道際等での、冬季にはジッと耐えて辛抱していた草花達は、やっと芽や花を付け始めたり、また重い土を持ち上げ、芽吹き始めて初々しく全てが、大きな深呼吸の中にあるようだ---

２月からの、草花達の季節をエンジィし始めている姿、姿---その3。

　冬の青空に観る、蜜蝋黄色の同類2種の花。
---何時もの散歩道の道際。
先に(1月)、青空に突き出るようにして蜜蝋黄色の花をつけて映える、それが列をなしている幾つかの花木々を再び、ここに観た。

より接近してよく観る。それらの木々の中には、お互いに咲く花には様相が少し違う２つがあることに気づく。

ひとつは花弁の内側がくすんだ赤紫の花を持ち、もう一つは花が少し大ぶりで、花弁を外側に開き加減で中心まで黄一色の花をもつ。

一見した外見では区別し難い花木が列を作って咲く、幾つかの同類異種の蜜蝋黄色の花を堪能したのである。

　　　　　　　　ロウバイ(蝋梅)
　　　　　　　　ソシンロウバイ(素心蝋梅)、だろうか。

＜‘ロウバイとソシンロウバイの違い’ について、下記の「ロウバイ」より抜粋:
→ロウバイ(蝋梅)
内側の花弁が赤紫色をしているのが特徴。
庭木としてはあまり植栽されない。

→ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイの園芸品種とされ、やや大輪。
ソシンロウバイの漢字表記は「素心蝋梅」で、ソシンの名は花の中心まで黄色一色な花色に由来する。
庭木として植栽されるのは、主にこのソシンロウバイである。＞

・ロウバイ＜蝋梅＞(ロウバイ科 ロウバイ属)
( ロウバイの属性等について 1/27 ‘22)