˚✧₊⁎🎎🍃･うねりと祈り*:.｡🇺🇦🕊💫˚✧₊⁎

「ほら、あそこよ」「教科書取りに行ったろ？」。同僚から郷愁とともに熱く語られても、どうにも思い出せない。

老舗の明文堂書店が先月閉まった。播磨屋橋そばの本店は2005年まで。ならば当方も、学ランでもスーツでも幾度となく中をのぞいたはずだが。

AI（人工知能）に勧められるままポチポチと注文し、自宅で「積ん読」を重ねて幾年月。そういえば、内田文章堂も昨年閉まったし、はて、映画館が消えたのはいつだったか。

物品注文も動画もこれ1台。スマホに頼りきり、1冊の出合いを求めて書店を巡った記憶も失った当方は、おまちの変容に荷担した「薄情なうねり」の一員なのだと自覚する。

7年前、高知市で講演した地域エコノミストの藻谷浩介さんはこう警告していた。「皆さんは便利になり過ぎて外にお金を払い過ぎている。だから人口が減っているんです」「この会場にも車で来たでしょ。ガラガラの路面電車を横目に！」

気まづさとともに、あらためて「地消多め」を肝に銘じた春。マスク下で3度目の三寒四温を感じつつ、世界では「平和の祭典」後に軍事侵攻ありと不穏なうねりが続く。

なぜ蛮行を？の見立てが飛び交う中、地球規模で加速する再エネ利用を挙げた論評が目に留まった。「太陽光には頼れない世界3位の産油国が、危うい賭けに出た」と。今は昔も、資源を巡って人は争う。

はて‥。この広い県土は、光あり水あり木あり、緩やかな力に包まれていると知る。つつがない日々に戻れますように。あす、3日はひな祭り。世界に向けた「平和の日」でもある。

今日の高知新聞🗞【地空】報道部・大山哲也

✳️いつものcafeに飾られた小さなお雛様…
　江戸木目込人形「大和雛」木村一秀作。

🍃私は本は近所で買うようにしています。ネット注文だと地元に還元出来ないからです。この記者のように便利になった世の中だからこそ身近な店や人と別れない為には一人一人の努力の積み重ねが必要だと気付かされます。カレンダーを見ると、明日3月3日は〝ひな祭り〟と〝平和の日〟とあります。日本だけでなく世界中の子どもたちの幸せを誰もが願っていることでしょう…🌏✨はやく停戦しますように…🇺🇦💫