*✨🍃･植物に夢中熱中✴︎牧野博士*🐝💫･

日本の植物分類学を独力で切り開いた牧野富太郎博士。今年、生誕160年をむかえ、博士をモデルにしたNHK朝ドラの放送も決まりました。94さいで亡くなる前のおよそ30年間は東京で暮らした牧野博士。自宅のあとにある「練馬区立牧野記念庭園」の庭や展示からは、やりとげたことや人がらを知ることができます。

幼いころから植物に親しんだ牧野博士は、日本中の植物を採集調査しました。およそ40万点の標本を集め、1500以上の植物を命名したといいます。

編集に10年かけ、3206種を図解した「牧野日本植物図鑑」は牧野博士の代名詞ともいわれる図鑑。1940年に出版され、内容を補ったり、改めたりしながら今も多くの人が利用しています。

書屋展示室は牧野博士が使っていた書斎と書庫が見学できます。原稿を書いたり、図鑑の間違いを直したり。研究に夢中になるあまり食卓に現れず、ひ孫が呼びに行ってようやく腰を上げたエピソードもあります。

庭にはキンモクセイ、ヘラノキ、ウバユリ‥。牧野博士が命名した植物を中心に300種類以上が育ちます。高知から苗を送ったセンダイヤザクラもあります。妻、寿衛への感謝をこめて、仙台市で発見したササを「ササ・スエコアナ・マキノ」と命名。「スエコザサ」の愛称で親しまれています。

牧野富太郎・1862〜1957年
高岡郡佐川町出身

　　　　　　　　　こども高知新聞🗞
　　　　　　　【読もっか】2/18掲載

⭐️デージー花言葉
『平和』『希望』（白色）『無邪気』
（赤色）『無意識』（黄色）『ありのまま』