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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(カタリナ),薔薇(テナチュール)の投稿画像

2022/02/25
2月。冬季から次に変わりゆく、それがが感じられる時節になって来ていると言っていいでしょう。
フラワーショップの店頭に置かれる草花の色取りは、一段と華やかさを増していくようだ。

1月からの店頭で観るバラ、そのバラエティ---その7。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
 薄褐色系x1、黄系x1、ピンク系x1、赤系x1のバラ、4つ。

・薔薇(テナチュール)
稀に見る茶紫の、外弁には薄い紫が、花芯に向けて淡い茶色がその濃度を増していくシックな色を持ち、先のとがった花弁に震えるような細かいフリルが付いて、花弁も多いバラ。
アンティークタッチの八重咲き風のロゼット咲きと言えようか。花名はフランス語でストレートの紅茶の意とのこと。 

・薔薇(カタリナ)
外弁先が僅かにも覆輪のようなグリーンをつけて、クリームイエローの、コロンとした姿が愛らしい丸弁のロゼット咲きのバラ。咲くにつれて、牡丹のようなかたちになっていくという。
アンティーク調の花型はボォリュームがあり存在感があるバラ。
名前の「カタリナ」は、西語(スペイン語)でかわいい女の子の意味で、コロンとした、つまり丸ぽちゃの可愛い姿の形容であろう。

・薔薇(ポムグラニッド)
綺麗なディープピンクの丸弁でロゼッタ咲き。まさにポムグラニッド、ザクロ(石榴)に見紛う、また、ラナンキュラスのよ うな花弁の多さを特徴とし、小刻みなフリルも付けて可愛いらしいバラだ。

・薔薇(マタドール)
黒ずんだ真っ赤な花弁をびっしり巻いて、重厚豪華な印象にも荒々しさの印象を与える分厚いロゼッタ咲きのバラ。 咲き進むにつれて中の赤が目立って表情を変えていくという。
このバラに、次のように表現している人がいる(出典抜粋: バラを愛する人-クラブスワン-): 散りぎわと言えば円形の花びらがいっぺんに落ちて、点々としたたる血を思わせる。まさに闘牛士(マタドール)の花だ。


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