【ドイツの樹木シリーズ】
Weymouth-Kiefer
ストローブゴヨウマツ

冬は針葉樹が目立つので、じっくり観察してみました。

ドイツの樹木シリーズ記念すべき第一回なのに、本種はアメリカ北東部が原産です😂
あ、でもこの写真はちゃんとドイツの森で撮った物です。

寒さに強くて早く育ち、真っ直ぐ伸びるので木材として重宝され世界の寒冷地で植林されています。ドイツも例外にもれず。日本では北海道。

針葉が五本束生する松のグループをゴヨウマツ類または単にゴヨウマツと呼び、この子もそう。
日本に自生するゴヨウマツやチョウセンゴヨウとの違いは樹皮の色や、葉の気孔帯、花、松ぼっくりなど細かく見ないといけない。でも特に精度を求められていない時は、生えている場所でだいたい特定出来る。公園の植樹など特殊な例を除き、本種は寒冷地。日本のゴヨウマツは固有種。チョウセンゴヨウは北東アジア。
めんどくさいのは北海道の場合。どれも生えている😅

ゴヨウマツの仲間は他にもあって、ヨーロッパの場合はマケドニアマツなど。