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お出かけ先,早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花,チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)の投稿画像
カタバミさんのお出かけ先,早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花,チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)の投稿画像
早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花
チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)
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カタバミ
2022/01/29
1月は睦月。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋から冬の時期にあっても次に移り変わる時季への準備にしっかり入っているようだ---
昨年12月からの、進む時候の移りに観る草花の姿、姿---その16。
早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花。
---久しぶりの近くの小さなオープンガーデン。
そこに観た光景は、次の季節を担う草花に出会うべく、その狭い庭園のあちこちは、その準備のへの情景が目に映る。
先に行って、また享受できる草花への植栽の跡や、その萌芽も見れたのである。
その中にあってそのガーデンの入口に、鉢一つにあって光輝いていた花。
それは、私の目を奪った‘真っ黄色’の、孤立して背を高くして鉢の中に収まっていた草花であった。
チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)
・チューリップ<ウッコンコウ<鬱金香>>(ユリ科 チューリップ属)
地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物。
その中の1種、トゥーリパ・ゲスネリアーナから改良された園芸品種が、最も親しまれている。
秋植え球根の定番で、育てやすく種類もたくさんあるので昔から人気の高い植物の一つ。
高さ30〜50cm。開花時期3〜5月。
花色は、赤、白、黄色、紫などがあり、花の形も様々である。最近では原種(野生種)チューリップにも人気がある。
日本では、秋に球根を植え付けて春に花を楽しむのが一般的。
鉢やコンテナ、水栽培に花壇、切り花と用途が広くて色々と楽しめる。
一斉にたくさんの株が花開いたチューリップ畑や花壇は見事である。
球根は葉っぱが肥大したもので外側が茶色い薄皮で覆われ、むずかしい言葉で有皮鱗茎と言う。身近なものではタマネギも有皮鱗茎である。
地際から葉を出して茎は伸びない。葉の形は先端の尖った長タマゴ型、線形などがある。筒状に重なった葉の中心部分から花茎を伸ばして、その先端にじょうご形や鐘形で上向きや横向きに付く。
<名前の由来>
チューリップの属名チューリップ、Tulipa(トゥーリパ)はトルコでターバンを意味する「ツルバン」からきている。
これは16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねたとき、そのトルコ人は花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれている。
また、それを大使は花の名前と認識して記しました。ですから、そもそも属名の「トゥーリパ」は、誤用から名付けられたと言われている。
<歴史>
「チューリップ狂時代」
オランダを中心にヨーロッパの上流階級で異常な人気が出て、チューリップの球根がとんでもない高値で取り引きされるようになった。
珍しい球根がビール工場と交換されたという逸話も残っている。
チューリップが投機対象となり、巨万の富を得るものもいれば倒産するものも続出し、異常な過熱ぶりを見せたが市場の崩壊によりあっという間に沈静された。
1634年~1637年というたった4年の短い期間に起こったこの出来事を「チューリップ狂時代」といい現在でも歴史の1ページとして語り継がれている。
「日本での生産は大正時代から」
チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期、本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)新潟県の新津市小合地区(当時は小合村)とされている。
現在でも新潟県のチューリップの生産は盛んで、日本で第2位の生産量を誇る。ちなみに生産量1位は富山県。
チューリップは富山県と新潟県の県花でもあり、そこからもこの2県にとって古くから馴染み深いものであることが伺える。
<種類・系統>
「品種改良」
違う種同士を掛け合わせてタネをつくり、それを育てて花を咲かせてその中からよいものを選抜するのが育種の基本。
タネから花の咲く株になるまで5~6年、さらに商品として球根を増殖すのに時間がかかる。
また、意図的にできる方法ではないが、芽条変異(突然変異の一つで、本来その品種の持つ性質とは違った葉や花が出てくる現象)の個体を用する方法もある。
パロット系などは突然変異で現れた代表的な系統である。
「系統」
→一重咲き早咲系
全体的に小型で草丈は25cm内外です。開花期は3月下旬から4月上旬。
→八重早咲系
草丈は25cm内外で花は八重咲き。開花期は3月下旬から4月上旬 で色数は豊富。
→メンデル系
開花期は4月上旬から中旬。草丈はチューリップの中では中くらい。
→トライアンフ系
花は大きく草丈も高いので切り花に向き、花色も豊富で用途が広くチューリップの中核的な存在の系統。
→ダーウィン・ハイブリッド
丈夫で球根もよく増えるので花壇上や切り花に向き、広く栽培されている。チューリップの中では大型で高さは70cmくらいになる。中生種。
→ダーウィン系
高さは40~50cm。花壇、切り花用として日本で一番多く栽培されているもののひとつ。開花は4月下旬から5月上旬。
→ユリ咲き系
花びらの先端がとがって反り返るのが特長です。球根が太りにくい性質がある。
→フリンジド系
花びらの縁に細かい切れ込みが入ります。普通の遅咲き種の枝変わりでできたもの。
→コテージ系
草丈が高いものが多い。ウイルス病に弱いのが難点。
→レンブラント系
絞り咲きなど、変わった色彩のものが多い。突然変異でできたものが多く性質はやや弱め。
→パロット系
一重咲きの突然変異種で花のフチが切れ込み大きく波打つ。性質は弱く、ウイルスにかかりやすい。
→ウィリディフロラ系
花びらの中央に緑色の縦縞が入ります。他系統に比べると品種数はさほどない。
→八重遅咲き系
豪華な感じの大輪の花。その花の形からボタン咲きチューリップとも呼ばれる。
→カウフマニアーナ
原種(人の手を加えられていない野生の品種・栽培植物を育成する元となった野生品種)カウフマニアーナとその雑種をひっくるめた系統。花は3月上旬から咲く極早生。
→フォステリアーナ
原種フォステリアーナとその雑種の系統。花は4月上旬から咲く早生 。
→グレイギー
原種クレイギーとその雑種系統。花は4月中旬から咲く。
→その他の原種と雑種
まだ園芸植物として広く栽培されてなかったり分類の進んでいない原種や雑種。改良されていない野趣のある風情がよく、山野草のような風情のあるものやかわいらしいものがある。
最近は原種チューリップの名前でよく出回るようになっている。
(以上、出典・参考: ヤサシイエンゲイ)
(下記、出典・参考: チューリップ Wikipedia)
<和名のウッコンコウ(鬱金香)について>
和名の鬱金香は、この花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われるウコンのような、埃臭いことに由来する。
チューリップの花の香りは概してあまり良くないが、最近は香りの良い品種も増えている。1970年頃までは、牧野植物図鑑に「ぼたんゆり」という和名が載っていた。
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紅葉シーズン前の11月中旬、石蕗(ツワブキ)が見頃と聞いて京都城南宮の庭『神苑』を訪ねました 撮影日:2024年11月18日
カタバミ
場所
お出かけ先
植物
早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花
チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)
昨年12月からの、進む時候の移りに観る草花の姿、姿---その16。
早くも観る、鉢一つ光輝く黄色の花。
---久しぶりの近くの小さなオープンガーデン。
そこに観た光景は、次の季節を担う草花に出会うべく、その狭い庭園のあちこちは、その準備のへの情景が目に映る。
先に行って、また享受できる草花への植栽の跡や、その萌芽も見れたのである。
その中にあってそのガーデンの入口に、鉢一つにあって光輝いていた花。
それは、私の目を奪った‘真っ黄色’の、孤立して背を高くして鉢の中に収まっていた草花であった。
チューリップ(ウッコンコウ<鬱金香>)
・チューリップ<ウッコンコウ<鬱金香>>(ユリ科 チューリップ属)
地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物。
その中の1種、トゥーリパ・ゲスネリアーナから改良された園芸品種が、最も親しまれている。
秋植え球根の定番で、育てやすく種類もたくさんあるので昔から人気の高い植物の一つ。
高さ30〜50cm。開花時期3〜5月。
花色は、赤、白、黄色、紫などがあり、花の形も様々である。最近では原種(野生種)チューリップにも人気がある。
日本では、秋に球根を植え付けて春に花を楽しむのが一般的。
鉢やコンテナ、水栽培に花壇、切り花と用途が広くて色々と楽しめる。
一斉にたくさんの株が花開いたチューリップ畑や花壇は見事である。
球根は葉っぱが肥大したもので外側が茶色い薄皮で覆われ、むずかしい言葉で有皮鱗茎と言う。身近なものではタマネギも有皮鱗茎である。
地際から葉を出して茎は伸びない。葉の形は先端の尖った長タマゴ型、線形などがある。筒状に重なった葉の中心部分から花茎を伸ばして、その先端にじょうご形や鐘形で上向きや横向きに付く。
<名前の由来>
チューリップの属名チューリップ、Tulipa(トゥーリパ)はトルコでターバンを意味する「ツルバン」からきている。
これは16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねたとき、そのトルコ人は花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれている。
また、それを大使は花の名前と認識して記しました。ですから、そもそも属名の「トゥーリパ」は、誤用から名付けられたと言われている。
<歴史>
「チューリップ狂時代」
オランダを中心にヨーロッパの上流階級で異常な人気が出て、チューリップの球根がとんでもない高値で取り引きされるようになった。
珍しい球根がビール工場と交換されたという逸話も残っている。
チューリップが投機対象となり、巨万の富を得るものもいれば倒産するものも続出し、異常な過熱ぶりを見せたが市場の崩壊によりあっという間に沈静された。
1634年~1637年というたった4年の短い期間に起こったこの出来事を「チューリップ狂時代」といい現在でも歴史の1ページとして語り継がれている。
「日本での生産は大正時代から」
チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期、本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)新潟県の新津市小合地区(当時は小合村)とされている。
現在でも新潟県のチューリップの生産は盛んで、日本で第2位の生産量を誇る。ちなみに生産量1位は富山県。
チューリップは富山県と新潟県の県花でもあり、そこからもこの2県にとって古くから馴染み深いものであることが伺える。
<種類・系統>
「品種改良」
違う種同士を掛け合わせてタネをつくり、それを育てて花を咲かせてその中からよいものを選抜するのが育種の基本。
タネから花の咲く株になるまで5~6年、さらに商品として球根を増殖すのに時間がかかる。
また、意図的にできる方法ではないが、芽条変異(突然変異の一つで、本来その品種の持つ性質とは違った葉や花が出てくる現象)の個体を用する方法もある。
パロット系などは突然変異で現れた代表的な系統である。
「系統」
→一重咲き早咲系
全体的に小型で草丈は25cm内外です。開花期は3月下旬から4月上旬。
→八重早咲系
草丈は25cm内外で花は八重咲き。開花期は3月下旬から4月上旬 で色数は豊富。
→メンデル系
開花期は4月上旬から中旬。草丈はチューリップの中では中くらい。
→トライアンフ系
花は大きく草丈も高いので切り花に向き、花色も豊富で用途が広くチューリップの中核的な存在の系統。
→ダーウィン・ハイブリッド
丈夫で球根もよく増えるので花壇上や切り花に向き、広く栽培されている。チューリップの中では大型で高さは70cmくらいになる。中生種。
→ダーウィン系
高さは40~50cm。花壇、切り花用として日本で一番多く栽培されているもののひとつ。開花は4月下旬から5月上旬。
→ユリ咲き系
花びらの先端がとがって反り返るのが特長です。球根が太りにくい性質がある。
→フリンジド系
花びらの縁に細かい切れ込みが入ります。普通の遅咲き種の枝変わりでできたもの。
→コテージ系
草丈が高いものが多い。ウイルス病に弱いのが難点。
→レンブラント系
絞り咲きなど、変わった色彩のものが多い。突然変異でできたものが多く性質はやや弱め。
→パロット系
一重咲きの突然変異種で花のフチが切れ込み大きく波打つ。性質は弱く、ウイルスにかかりやすい。
→ウィリディフロラ系
花びらの中央に緑色の縦縞が入ります。他系統に比べると品種数はさほどない。
→八重遅咲き系
豪華な感じの大輪の花。その花の形からボタン咲きチューリップとも呼ばれる。
→カウフマニアーナ
原種(人の手を加えられていない野生の品種・栽培植物を育成する元となった野生品種)カウフマニアーナとその雑種をひっくるめた系統。花は3月上旬から咲く極早生。
→フォステリアーナ
原種フォステリアーナとその雑種の系統。花は4月上旬から咲く早生 。
→グレイギー
原種クレイギーとその雑種系統。花は4月中旬から咲く。
→その他の原種と雑種
まだ園芸植物として広く栽培されてなかったり分類の進んでいない原種や雑種。改良されていない野趣のある風情がよく、山野草のような風情のあるものやかわいらしいものがある。
最近は原種チューリップの名前でよく出回るようになっている。
(以上、出典・参考: ヤサシイエンゲイ)
(下記、出典・参考: チューリップ Wikipedia)
<和名のウッコンコウ(鬱金香)について>
和名の鬱金香は、この花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われるウコンのような、埃臭いことに由来する。
チューリップの花の香りは概してあまり良くないが、最近は香りの良い品種も増えている。1970年頃までは、牧野植物図鑑に「ぼたんゆり」という和名が載っていた。