新たな年、1月。この地にあっても、冬の季節と強く感じられる時節になって来ていると言っていいでしょう。
フラワーショップの店頭に置かれる草花の色取りは、新年を祝うかのように賑やかにしている。

昨年12月からの店頭で観るバラ、そのバラエティ---その6。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
　ピンク系x2、赤系x2のバラ、4つ。

・薔薇(スウィートアヴァランチェ)
外花弁はややグリーンを帯び、パウダーピンクの花びらがゆるやかに重なって、その濃淡の奥行きの深さをもつふくよかな半丸弁的高芯咲き。
巨大輪で、ピンク系のバラのなかでも、やわらかく広がるような咲き方をするバラ。いつ出逢っても魅力的な存在感のあるバラ。
「アバランチェ」の意味は「雪崩れ」。

・薔薇(ヴァーミリオン)
綺麗な赤色の、赤一色という花弁を持って、何の躊躇もなく静かにそこにある、という感じの落ち着いた半剣弁高芯咲きのバラだ。
「ヴァーミリオン」とは朱色、オレンジ色よりも濃く赤い感じの色をいう。

・薔薇(サムライ08)
ビロードがかった深紅の花色と花形の大輪花がエレガントな半剣弁高芯咲き。ボリューム感もあり人気があるバラの様だ。赤いバラの代表的な品質だという。
その格調高い花姿から、「サムライ(侍)」の秘めた何かあるもの、サムシングを思わせる一品ということなのだろう。

・薔薇(モモエ)
花弁をこれから開こうとしているステージにあっての濃ピンクの丸弁カップ咲きの大きめの花になるバラようだ。
濃いピンク、マゼンダ色の花色が美しい。