12月。最終の冬季から最初の季節へと時は進んでいく。フラワーショップの店頭には、それに呼応するかのように、カラフルにも花卉達が精一杯にそこを賑わそうとしているようだ。

11月からの店頭で観るバラ、バラ---その8。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
　ピンク系x2、橙系x2のバラ、4つ。

・薔薇(ラ・プリティ)
サーモンピンクの暖かみのある可愛らしいカップ咲きにみえるバラ。
このピンクの花弁、名状しがたいほどに優しさを持って美しい。

・薔薇(アサヒ)
シャープな花弁先に赤に近いオレンジ色を付け、その内側には濃いオレンジアプリコットのクォーターロゼット咲きといえようか。
これは、朝の光のような美しさということから「あさひ」と名前がついたという。

・薔薇(キングスディ)
鮮やかなで、華やかなトロピカルオレンジ色で、高さのある花びらが大きく開く丸弁の高芯咲きのバラ。

花名の「キングスデイ」の由来は、「国王の誕生日を祝うキングスデーの日は、オレンジ色の防止や眼鏡、洋服などを身に着けて街に繰り出し、 街中がオレンジ一色に。まるでオレンジ色のお祭りのようで、オランダのパリピ(ハッピーピープル)体質が全開になる日」(この項、出典・参考; Oranda jp)の形容から来るのだろうか。

・薔薇(スウィートローラ)
薄ピンクの花びらの縁が少し尖がり、フリルもうかがえる。可愛らしさの中に、少し凛とした他にない特徴を持っているカップ咲きにみえる。
その薄ピンクのグラデーションも美しい。