奥多摩の山間にひっそりと佇む、玉堂美術館の石庭風景でおはようございます𖡼.𖤣𖥧𖡼

昨日は素敵な友人にお誘い頂いて、初冬の御岳渓谷の散策や吊り橋を楽しみつつ、お話を伺ってから一度は訪れてみたいと思っていた「川井玉堂美術館」まで足を運び、見事な「冬シリーズ」作品を心ゆくまで堪能して参りました‪𓂃𓈒𓏸໒꒱
http://www.gyokudo.jp/

川合玉堂先生は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家。
天皇家で、夏の間に絵画指導もなさった御方と知りました。
愛知に生まれ、京都で日本画や書の修行を重ね、並外れた写生力で10代より頭角を現し、戦中に東京の青梅市に疎開してからはそのままこの地に定住したようです。

＿「山の上の　はなれ小むらの　名を聞かむ　やがてわが世を　ここにへぬべく」
意訳:「···人里離れた山の上で息をひそめるようにして生活している あの集落は、なんという所だろう？ 私もいつか、きっとあのような場所で余生をおくりたいものだ。」

···美術館前の歌碑にあった、玉堂先生御自身が詠ったもの。
並ならぬ努力と素晴らしい功績の末に、歌碑にあるように、自然豊かな奥多摩にアトリエを構え、創作に没頭できる長閑な隠居生活を手に入れられたのですね♪＊・゜