「水曜水色」
また、春の草花が咲いてました！
ネーミングが残念ですが、別名が美しいです。

オオイヌノフグリ（大犬の陰嚢）

オオバコ科・クワガタソウ属

開花期:2月～5月
オオイヌノフグリは、日が当たるときだけ花を咲かせる一日花で、翌日にはしぼんでしまいますが、花後に実ができて、熟すとはじけて種が飛び、勝手に広がっていきます。
現在では古来からあったイヌノフグリは絶滅危惧種となり、現在見かけるのはその外来種であるオオイヌノフグリがほとんどです。
オオイヌノフグリの花は、小さな青い瞳が覗いているように見えることから、別名「星の瞳」と言われています。
俳人・高浜虚子(たかはまきょし)の一句に「犬ふぐり星のまたたく如くなり」という句があります。
「瑠璃唐草(るりからくさ)」という、オオイヌノフグリと同じ別名を持っているネモフィラは北アメリカが原産で、淡いブルーの花びらが特徴的な植物です。