属の和名はガンクビソウ属とヤブタバコ属の両方が使われている。佐竹他(1981)、初島(1975)は前者、北村他(1967)、高橋(1997)は後者を取っている。それぞれに前者は C. divaricatum の和名で、頭花が根本で曲がって下を向く様がキセルの雁首を思わせることから、後者は C. abrotanoides の和名で、その葉がタバコの葉に似ることにより付けられたものである。
ただしこれらの種の和名にも多くの出入りがある。牧野(1961)は C. divaricatum の和名をキバナガンクビソウ、別名をガンクビソウとしつつ、C. cernuum こそがこの名の主であると判断したことがあった旨を記している。現在のこの種の和名はコヤブタバコであるが、牧野(1961)は別名としてガンクビソウを挙げている。C. divaricatum の方は、現在は標準和名をガンクビソウとし、キバナガンクビソウは別名扱いで残っている。さらに C. triste にはミヤマヤブタバコという名がありながら別名にガンクビヤブタバコという紛らわしいものがある。その上にこの種について牧野はミヤマガンクビソウという別名はないとわざわざ付記しており、かなりの混乱があったと思われる。 (Wikipedia より)
ここは「母と子の森」という自然観察ゾーンです。ラクウショウも、そこの外周の湿地帯にあります。
ここは野草がぼーぼー生えている面白いところです。
これはヤブタバコですね。たくさん生えていました。
ヤブタバコ(藪煙草)
キク科ガンクビソウ属
ん?ヤブタバコ属とも言う…?
属の和名はガンクビソウ属とヤブタバコ属の両方が使われている。佐竹他(1981)、初島(1975)は前者、北村他(1967)、高橋(1997)は後者を取っている。それぞれに前者は C. divaricatum の和名で、頭花が根本で曲がって下を向く様がキセルの雁首を思わせることから、後者は C. abrotanoides の和名で、その葉がタバコの葉に似ることにより付けられたものである。
ただしこれらの種の和名にも多くの出入りがある。牧野(1961)は C. divaricatum の和名をキバナガンクビソウ、別名をガンクビソウとしつつ、C. cernuum こそがこの名の主であると判断したことがあった旨を記している。現在のこの種の和名はコヤブタバコであるが、牧野(1961)は別名としてガンクビソウを挙げている。C. divaricatum の方は、現在は標準和名をガンクビソウとし、キバナガンクビソウは別名扱いで残っている。さらに C. triste にはミヤマヤブタバコという名がありながら別名にガンクビヤブタバコという紛らわしいものがある。その上にこの種について牧野はミヤマガンクビソウという別名はないとわざわざ付記しており、かなりの混乱があったと思われる。
(Wikipedia より)
これはひっつき虫ですね。ベタベタ系です。
林の中や公園の木陰など、やや薄暗い場所にたくさん生える越年草です。茎ののびかたが独特で、初めのうちはまっすぐ上へとのびていきますが、1 mくらいの高さになるとそこで頭打ちとなり、そこから横に向かって枝をどんどん広げていきます。
夏から秋にかけて、葉のわきに直径1cmほどの黄色い花を咲かせます。花は葉に隠れるようにして下向きにつくため、観察するには見上げるか、枝を軽く裏返してみる必要があります。その後できるタネは細長いかたちで、表面はべたべたした粘液に覆われ、独特の匂いがします。
名前の由来は、株もとの葉の雰囲気が、まるでタバコの葉のように見えることから来ています。タバコはナス科の植物ですが、ヤブタバコはキク科とまったく別の種類です。もちろんタバコの原料にはなりません。
(野田市ホームページ 草花図鑑 より)