11月、晩秋から最終の季節へと時は進んでいくフラワーショップの店頭には、それに順応するかのように、カラフルにも花卉達が精一杯賑わそうとしているようだ。

10月からの店頭で観るバラ、バラ---その7。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
　複色(混色)系x1、ピンク系x2、黄系x1のバラ、4つ。

・薔薇(バウンティウェイ+)
白色ピンクからシックな薄紫色に変幻していく剣弁高芯咲きのバラ。落ち着いたモノトーンのような花色は心を癒してくれるようなバラ。
名は、惜しみなく与えられた贈り物風の意味だろうか。その贈り物は、心の癒し、なのだろう。

・薔薇(プリンセスメグ)
花弁の縁を濃くし、覆色が柔らかなキュートなピンク色にして、何か可憐でかわいらしさを表現している。剣弁高芯咲きのバラ。
「メグ」とは西洋の女性名「マーガレット」の愛称の一つ。

・薔薇(アンジェール)
ライラックピンクで、花弁はフリル状になっている典型的なロゼット咲き。その花が開いていく様子には、まさに満開で明るいかろやかさが感じられる。名は 仏語で「何時か(いつか)」という。いつか、こうゆう満開が見られてますよ、ということだろうか。

・薔薇(カタリナ)
クリームイエローのコロンとした姿が愛らしい丸弁のロゼット咲きのバラ。咲くにつれて、牡丹のようなかたちになっていくという。アンティーク調の花型はボォリュームがあり存在感があるバラ。
カタリナはカトリーヌやキャサリンといった女性の名前のスペイン語読み。